才能は努力によって発現する。

絵が上手い人は“記憶力”“目の良さ”“安定した線”を持っています。
“記憶力”は、見たものを思い出しながら描く力です。“目の良さ”というのは、角度や色、スケールを判断する力です。“安定した線”があれば、多くの人に受け入れられやすくなります。
わたしはどれも上手というわけではないので、チラシの裏に興味をひいたものを描いて、練習しています。(チラシの裏、ってところが貧乏性!)
資料を用意して描けば、何となく覚える事ができるし、デッサンや模写を重ねると、目も良くなります。描いていれば、線もいずれ綺麗になると思いますし!


確かに、美大などに行くと、とんでもない人がいるんですよ。一度見ていれば、大体思い出して描ける記憶力の持ち主とか、まるで写真か鏡のように、精密な絵を描ける人とか、定規やコンパスを使わなくても、正確に線を引ける人とか。
ある程度は才能も関係するでしょうが、そうだとしても、こういう能力って何といっても努力の賜物だと思うのです。努力しても上達しにくい人は、もしかするといるかもしれませんが、努力しないでできる人って、ほとんどいないですよね!
そういうわけで、チラシの裏に落書きする日々は続きます。