みんなを待ってくれていたんだね。

お見舞い

祖父に続いて、祖母も入院しました。いつもぎりぎりまで我慢してしまう祖父母なので、自分から「入院したい」と言う時は、もうかなり危険な状態です。
かつて、有珠山が噴火した時も、地震で煙突が折れたから仕方なく避難した、という逸話の持ち主。もうちょっと周囲を頼ってくれると良いのだけどね。


そういうわけで、祖父母が入院している病院にお見舞いに行きました。祖母は思ったよりは元気そうで一安心です。祖父の方は、数日前から既に意識がないのですが、入院した時よりも顔色が良く見えました。
今日は父方の兄弟が全員揃い、従姉妹たちもお見舞いに来て、「今日でみんなお見舞いできたね」なんて言ったその晩、


祖父は息を引き取りました。


みんなお見舞いに来てくれたのが分かったのかもしれない。
年号を4つ、世紀もまたいで、戦争で辛い思いをして、病気で痛い思いをしながら、90年以上も生きたお爺ちゃん。
ようやく楽になれたね。
お疲れさまでした。