読むと心が痛くなる。

知人と六門世界RPGリプレイ*1の話で盛り上がりました。と言っても、悪い意味で。
個人的にとても好きなイラストレーターさんが挿し絵だし、モンスターメーカーも好きだし、ものすごーく期待して買って、ものすごーくガッカリしたんですよ。


まず、まだ未完成な状態のルールで運営してるという事。ルールを把握したいという意図で読むなら、あまり意味がありません。
それから、プレイヤーが物を考えずにプレイしてるように見える事。もしかしたら、わざと奔放なキャラクターをプレイしているのかもしれませんが、キャラクター設定に振り回されて、目的を見失ってる気がします。プレイ指針としては、むしろ参考にして欲しくないリプレイかも……。
マスターのツッコミも、逆に全体のイメージをギスギスさせているような。読み手として受け取る印象は、仲があまり良くなさそう、という事。実際にはどうか知りませんが、あくまで読み手としてね。
そして、トドメのこの一文。

平均年齢を考えるととてもじゃないが目も当てられないむさ苦しい一団が、ペットボトルのお茶を片手にニヤニヤと、なにやら四角い物体(ダイス)を数個、掌の中でごろごろと転がしている。(一部抜粋)


1ページ目でこんな事を書かれたら、普通読む気が失せますよ〜!(号泣)
TRPGプレイヤーをおとしめて、何の利益があるんだろう。是非みなさんも話の種に読んでみてください!(おい)

*1:興味があればどうぞ ISBN:482914386X