運命を3個以上作る、って難しい。

旦那さまがマスターで、異能使いを遊びました。
解説をサラッと読んだ時は「これってダブルクロス?」なんて思ったのですが、遊んでみた感覚は全然違いました。
ダブルクロスは“ウィルスに感染して能力を得た”という前提条件があるので、どのキャラクターもある程度スタイルが似てしまうのですが、異能使いはわりと自分好みの設定に染めやすいという印象です。それから、戦闘の流れを変える程の力がある血脈覚醒という必殺技があるので、なかなか派手な展開が楽しめますね。
ナイトウィザード(もしくはセブン=フォートレス)のような属性による特技を使い、ブレイド・オブ・アルカナの奇跡(もしくはトーキョーN◎VAの神業)による必殺技を持ち、運命を紡ぎながら魔性を退治するゲームです。


今回プレイしたのは、“神楽+精神”のキャラクターです。
神楽というのは、古代から伝わる歌を歌うために、人形として調整されなければ使えない能力です。改造人間であります。
年齢は13才。以前読んだオフィシャルリプレイで、13才のヒロインにこだわる方がいたので、なんとなく刷り込まれました。しかし……冷静に考えると、自分の半分以下の年齢なんですよね。
研究所の爆発でボロボロになっている所を他のキャラクターに拾われ、男物の大きなシャツに着替えて萌えられたりしました。
……言っておくが、プレイヤーは31才人妻。


このゲームでは、その場面に引き合う運命を消費して登場して、その場面に沿った運命を取得し……という、“運命”という概念が特徴的になっています。消費した運命を他のキャラクターと結ぶ事ができて、それが経験点にも関わってくるのですね。
ただ、今回遊んだゲームでは“崩壊”や“悲哀”の場面が多く、PC間で“悲哀”で結ぶ事も多々。


「……僕、憐れまれてる?!」
「まぁね〜」