姑獲鳥の夏。

京極夏彦原作の映画を見てきました。
いろいろ、色々と言いたい事はあります。一言で言うと、「ミステリーのはずが、特撮になっちゃったなぁ」という感じ。
不明瞭であるべきところを明瞭にしてしまうと、思わず失笑してしまいますよねー。姑獲鳥に関しては、わざわざ映像を入れなくても良かったのになぁ、って。よくわからない何かは、わからないから怖いんであって、想像で補うべき所ですよね。
京極大ファンである旦那さま曰く、「まぁ、期待はしてなかったから、よくまとめたなぁ、と思うよ」との事。確かに、あのブ厚い原作をわかりやすくまとめた脚本は本当にすごいかも。
「でも、木場修はもっとガタイのいい格闘家とか元スポーツ選手にやってほしかったよね。赤井さんとかハッスルとか。榎木津礼二郎も、もっとクールにハッチャケて欲しかったし」
「ていうか、俺にとっての榎さんのイメージは、キャナメなんだよね」
キャナメ……? あっ、要潤か!!
うわー、もうだめだ。わたしの脳内榎さんも、キャナメ以外ありえない。