久しぶりのTRPG。

D&D3rdを遊びました。2ヶ月ぶりのTRPGです。
久しぶりすぎて、脳みそがロールプレイを忘れてきているようです。与えられた情報をプレイヤーとして解析し、キャラクターとして発言する、というTRPG思考が滞っています。
使用したのは、国産シナリオ集のお話。次元界の門の向こう側に引きこもって悪巧み(?)しているらしい魔法使いがいるらしい。(魔法使い本人の曖昧手記情報)
だけど、プレイヤーもキャラクターも次元界なんて行った事ないわけで、当然「そんな所に飛び込んで帰って来れるの?」という話になってしまいます。キャラクターの気持ちとしては、当然ですよね。
でも、国産のシナリオは初心者やコンベンションなどで初対面の人とでも遊べるように調整されている(と思っている)し、マスターが「本日遊ぶ分に問題なし」と思って採用しているので、プレイヤーとしては即死の痕跡(情報やトラップ痕など)がないからには「飛び込んでも大丈夫!」と確信してるのです。いわゆる、マスターに対する信頼感といえましょうか。
門に飛び込むのは反対派の人たちにも、この信頼感をキャラクターとして説得できれば良かったのですが、話すうちに段々面倒になってきて、「5レベル対応のシナリオなんだから、大丈夫だって」などと、ぶっちゃけるのは良くない。>自分
ゲーム世界の雰囲気がぶち壊しですよね。もっと、思慮深い行動を取らねば。反省。
だからといって、みんなの同意を取らずにキャラクターが門に飛び込むのは、キャラクターの性格を盾にしたプレイヤーの暴走にすぎないからなぁ。結果的に問題がなかったとしても、プレイヤー間にしこりが残る可能性がありますよね。
ロールプレイって難しいな。単なる演技ではなくて、「あなたがこの人物である場合、最善と思われる策を考えなさい」というのが、ロールプレイなんですよね。やっぱり、仲間を無視しての行動は最善とは思えないので、わたし個人としては採用できないものな。


ちなみに、今回の解決方法としましては、捕らえていた部下を解き放ち、「この洞窟内の飲食物は全て回収して、入り口を埋め立てるよ!」とボスに伝えさせて、門の中からいぶり出すという作戦を取りました。
門の中のダンジョンは、使わなくなっちゃったけれど、今回はこれで良しという事で。というか、ボスが引きこもっているのが、次元界じゃなくて、単にダンジョンの地下だったら、こんなに無駄に悩まなくて良かったのになぁ。