未完のルポ。

普及版1,500円シリーズ 探偵 神宮寺三郎 未完のルポ 普及版 メディアリング 1996-11-29 ASIN:B00005OUZD

ファミコン、ディスクシステムで発表され、スーパーファミコンでは発売されなかった神宮寺シリーズ。前作を考えると驚異的な飛躍ですが、プレイステーションと考えると、映像に難ありかな？
ゲーム内のキャラクターデザインに幻滅した人もいると思います。でも、シリーズ初のムービーと神宮寺の肉声に感激した人も多いんでしょうね。すごくイメージに合ってると思います。
神宮寺、洋子、熊野警部、そしてライターの与野の４人それぞれの事件が、１つの事件に繋がって行くのが、非常に面白かったですね。スリルもなかなかでした。
ただ、ザッピングシステムがまだ未完成で、神宮寺ルート以外に寄り道すると、意味がわからなくなったり、何回も同じ話を繰り返したり、ネタバレになったりします。かといって、神宮寺ルートだけを進もうとすると、何とも味気ないお話に……。
オススメルートとしましては、神宮寺＋洋子ルートがある時は、神宮寺の次に洋子をクリアします。神宮寺で与野と合流したら、一番最初の与野ルートを開始。その後は、神宮寺一本でも大丈夫ですが、ちょっと物足りなくなったら、ちょっと戻って与野や洋子に寄り道、という感じで。
熊野警部に手を出すと、雰囲気がギャグっぽくなったり、途中がすっ飛ばされたりする事もあるので、オマケ程度にどうぞ。