ゲゲゲの鬼太郎。

以前、バレンタイン企画の懸賞で当たった映画のチケットが5月末日まで有効だったので、旦那さまと一緒に映画鑑賞に。
スパイダーマン3あたり良いなぁ」と思ったのですが、周囲の大反対で断念。
あ、スパイダーマンの名誉のために申しておきますが、その理由は「面白くないから」ではございません。
私が“超こわがり”だからであります。
「大丈夫だよ〜、何の罪もない人が酷い目に遭うような映画じゃなければ我慢できるし!」と言ったら、「じゃ、やめた方がいい」と止められたのであります。


というわけで、次点候補だった「ゲゲゲの鬼太郎」を観てきましたヨ。(バレンタイン企画としてはどうなんだというチョイスですが)
多大な金をかけてB級な感じが、面白かったです。
日本の妖怪ってのは、「自分の欲求に流される人」という感じに描かれる事が多いので(もちろん、水木しげる大先生の功績が大きいと思いますが)、クラブで踊りまくる妖怪というシュールな映像が、何ともこう、違和感なく……。


すごい有名な俳優さん、芸人さんもたくさん出ておりました。
主役はウェンツ君。鬼太郎という日本の妖怪に、ハーフの彼が挑むというのは、何とも斬新な事だなぁと思いつつ、その違和感のなさにびっくりしました。むしろ、他の人が演じたら、あの色のカツラは似合わなかっただろうし、よりチープに見えたかもしれませんなぁ。
我らが北海道の星、大泉洋氏のビビビのネズミ男は超ハマリ役。むしろ、ダブル主演と言わんばかりの存在感です。(こっそりヤスケンも出てましたけど、彼は前もって言われないと判らないよーな役でありました)
あと、目玉おやじの声が、日本人なら誰もが頭に浮かぶ“あの声”だったのは、ちょっとした感動ですよね〜!
あと、顔だけの西田敏行さんや、その他もろもろの妖怪たち……。みんな本当にすごいんであります!


しかし、ウェンツ君……。こないだは仮面ライダー・ザ・ファーストの映画にも出ていたよね。
彼は特撮方面で身を立てる気なのでしょうか。
まあ、それならそれで!