密命〜残月無想斬り

密命〈巻之三〉残月無想斬り (祥伝社文庫)

密命〈巻之三〉残月無想斬り (祥伝社文庫)

密命シリーズの3巻です。
今回は、前作から半年後の話。また数年経ってたらどうしようかと思いました。ドキドキ。
どうやら作者は金杉惣三郎の主を徳川吉宗にするつもりで、7年も時を過ごさせたようですね。
あ、ここから若干ネタバレしますよ。注意。


今回の敵は、かなり妖怪じみた設定でした!
最初は「えー!」って思いましたが、そいつと対決するための仕掛けが大がかりで、すごく面白かったです。
この対決で、惣三郎の剣技もさらに研ぎ澄まされました。
惣三郎の周りにいる人々も色々と配置換えになり、今後のシリーズの基礎が出来た感じがします。続刊が楽しみです!