あなたのハートにデヴァステーション☆

ブレイド・オブ・アルカナ3rdを、友達のGMで遊びました。
キャラクターは最近よく使っている錬金術ガンマンのルシエラさん(17才・ちびっこ)です。
アングルスの清純さで相手を油断させておいて、鉛玉をぶちこむのが常套手段。ライフワークは「たかり」。


今回、私と因縁を結んだNPCルクソールの描写なんですが……。


GM「我らの友達Y君(現在、本州にて一人暮らし。病弱)に似た風貌で、身体は細く、とても優しそうな青年です。彼はにっこり笑った後、咳と共に血を吐きました


 Y 君 死 な な い で !


明らかに闇に堕ちそうな設定のルクソール君を引き留めるのに、めさめさ気をつかいましたよ。
リアルネームを出すの、心臓に悪いですって!


それから、アリアンロッドの友達のキャンペーンシナリオで出てきたNPC・フラスト先生が出てきた時の、みんなの反応ったら。
怪物くんに出てくるドラキュラのような風貌で、シルクハットを被り、押しが過剰に強く、愛やら信頼やらを熱っぽく語るくせに常識が通用せず、どうやら人外っぽくて、周囲に尊敬されているようだが敬遠もされている先生。一人称はミー」です。
GMの顔がキラッキラ輝いていけばいくほど、苦虫を噛みつぶしたような顔で無視するプレイヤー。世間はフラスト先生に冷たい。
私も私で、嫌なキャラクターが出てくると思わず、
「フラスト先生と刺し違えて死んじゃえばいいのに!」
だの、
「フラスト先生と向かい合って自害しろ!」
だの、散々なことを口走った気がします。
自分の手でトドメがさせないからって、人の力に頼りすぎですね!


今回の殺戮者は、魔の槍でした。
闇に堕ちて殺戮者となった娘を倒した聖痕者に対して復讐心を抱いた父親は、その聖痕者の娘をさらい、魔の槍の使用者として改造してしまいます。
しかし、少しずつ人の心を取り戻して使えなくなった娘の生命維持装置を切り、復讐者は自分で槍を使用するのですが、逆に槍に身体を乗っ取られてしまうのです。
その槍は聖なる魂を持つものでしたが、復讐者に魔のカケラを埋め込まれてしまったため、自我が崩壊し、復讐のための道具として生まれ変わってしまったのでした。


嬉々と語るGM。嬉しそうです。


GM「ね、こういう話、大好物なんでしょ? そうでしょ?!」
PL「嫌いではないですが、“大好物”と言われると心外です!


しかし、「GMがはじけてる時はプレイヤー有利に運命が回る」というジンクスが発動。
戦闘中のシーンタロットは、全てプレイヤーの所持アルカナ。プレイヤーはクリティカルしまくりで、GMは失敗しまくり。
そして、GMは打ち消しの魔印をアルドールの∵絶対攻撃∵に使ってしまい、体力が尽きた後に∵魔器∵で復活する前には、すでに覚悟完了した顔をしておりました。


私「えーと、∵爆破∵してもよろしいのでしょうか?」
GM「……正直、詰んだと思いました。オレ、無機物だったの忘れてたー!


というわけで、最後の一発は、復讐者への怒りの鉄拳(装甲値無効)と同時の∵爆破∵で、槍&復讐者もろとも綺麗に吹っ飛んで行きました。
いやはやスッキリー!
Y君似のルクソール君も堕ちなかったので、良かったです。本当に良かったです。