月下条例１〜８。 - 六畳アルバム

引きこもり系主婦で定期的な収入のない私は、最近あまり少年漫画コミックを買わないようにしています……。
だって私、目が肥えてるから。
私の好きな漫画は絶対長続きしちゃうから！
そんな私の好きな漫画家のひとりが藤田和日郎先生です。
私がまだ読んでいないと知った藤田ファンの友達が、まとめて『月下条例』を貸してくれました。ありがとうっ！
せめてブログ上で大々的に宣伝する！

『うしおととら』の第一巻で、藤田和日郎先生は「可哀想な子が更に可哀想な目に遭うマッチ売りの少女が嫌い」と述べていました。
そんなお話に鉄槌を下す活劇漫画です。
すっきり。
週刊少年サンデーでもう２年も続いている話なので、わざわざ説明することもないとは思いますが、一応補足。

月の光で狂ってしまった御伽噺の住民たちを正すために鉢かづき姫が『読み手』の世の中にやってきて、『月光条例』の執行者として岩崎月光が選ばれ、渋々つきあわされるというお話です。
でもって、元に戻されたはずの御伽噺も、藤田節に改変されてゆきます。
ああ、ステキ藤田先生。
相変わらず絵も話も上手いなぁ。情熱が伝わってくるなぁ。
私もこういう漫画が描けたらいいなぁ。

月光と幼なじみのエンゲキブ（本名が出てこないヒロイン）の、天の邪鬼な関係も見物、なのかな。
トショイイン（工藤さん、下の名前は出てこない）も恋のライバルなのかねぇ。月光、鈍ちんのくせにモテるなー。いや、現実でもチャラ男より鈍ちんの方がモテるか。（モテるのと彼女ができるのは別の問題である）
個人的には、イデヤ（長靴をはいた猫）が好きです。アホっこアホっこ！
あと、タイとヒラメとカメね。
無駄に美形。だれか突っ込み入れてぇぇ。