闇のイージス1〜5巻
「死がふたりを分かつまで」と「JESUS砂塵航路」を読んでいたら、どうしても「闇のイージス」が読みたくなりました。
鉄壁の盾を持つ、護り屋イージス。
第1巻が出たのは私がまだ独身の頃。その直後に結婚、引っ越しと忙しくなり、漫画の大半を処分してしまいましたが、ずっと続きが気になっていました。
10年ぶりに読んでも、やっぱり面白いなぁ。読み切り形式なのも取っつきやすいです。
ギリシャ神話に由来する主人公の「イージス」という名前や、謎の少女アナと喫茶店セイレーン、ゾンビじみたゼロと、どこか幻想的な雰囲気も漂う骨太のアクション漫画です!
少年サンデー時代の「JESUS」と違い、ちょこちょこ女性のヌードが出てくるのも印象的。さすが青年誌……。でも、全くエロではないです。
作者は「JESUS砂塵航路」と同じく、作・七月鏡一先生、画・藤原芳秀先生。藤原先生は「拳児」のからのファンです。カッコエエ……。
とりあえず5巻まで。あらすじを含みます。
ゼロ、ちひろ、そしてイージスの過去が出てくる話は特に面白いと思います。
それ以外では2巻の【夜を駆ける】の爆弾屋が印象的でした。
- 作者: 七月鏡一,藤原芳秀
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2001/03
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【ゼロの猟犬】某銀行の重要機密を知ってしまったハッカーが、殺し屋ゼロに狙われる。ゼロは、痛覚を感じない不死身のような男だった。
【狙撃手のレクイエム】女弁護士を護るよう依頼してきたのは、名の知れた殺し屋だった。
- 作者: 七月鏡一,藤原芳秀
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【砕かれし者】守渡刑事がイージスと再会した時に連れていた少女は、監禁され、麻薬漬けになっていた……。
【灰は灰に】死を装った経済界の主が国外逃亡するまでの間、二人の男を雇った。一人は護り屋イージス、もう一人は殺し屋ゼロ。しかし、依頼人に暗殺者の手を差し向けていたのは……。
- 作者: 七月鏡一,藤原芳秀
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【仮面の下】学園の敷地内で銃の密売人が殺され、取引されていた銃が何者かに奪われた。銃弾から生徒を護るためにイージスが雇われる。
【ゼロ外伝】重傷の殺し屋ゼロを拾ったのは、まだ幼さの残る女子大生だった。彼女は命を救った礼に、父親の代わりになるよう依頼する。
- 作者: 七月鏡一,藤原芳秀
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【禁漁区】誤って恋人まで殺した殺人犯を、娘の父親"人狩人"が追う。
【闇の刃】たまたま助けた少女が縁で、謎の組織”天使”と再び接点を持ってしまった来島ちひろ。彼女の闇を払うため、イージスが駆けつける。
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【ソナチネ】戦場でもバイオリンを弾き続けた少年は、引き取られた先で天才バイオリニストとして有名になるが、何者かに命を狙われる。
【復讐の女神】完璧な美を持つモデルに対し、復讐の女神「ネメシス」を名乗る者から殺人予告が届く。