生存率0%だって。

かつて道東で恐れられていたエキノコックスという病気が、道央地区(札幌含む)でもひそかに流行中だとか。
これは主にキツネ媒介の寄生虫なんですが、最近の傾向としては、犬や猫媒介が多く、室内犬から感染した事もあるそうです!
寄生虫の卵が、口から人の体内に入り、体内で羽化した幼虫が、肝臓や、下手するとその他の器官(脳など)にも寄生して、手術しなければ7年後の生存率は0%だとか。手術しても50%……って、こ、怖〜い!

  • 予防策
    • キツネ・犬・猫を触った後は、必ず手を洗う。
    • 犬は放し飼いにせず、糞便は必ず持ち帰る。
    • キツネや野生動物を餌付けしたり呼び寄せたりしない。
    • 生水は飲まない。
    • 山菜などは必ずよく洗い、加熱処理してから食べる。

道東では、小中学校でエキノコックスの定期検診があるそうですが、こちらではそんなものはないわけで……。
エキノコックスは発症までが遅いので、自覚症状もなかなか出ず、気がついたら手後れ、って事が多いそうで……。
ちなみに、実は本州での発症者もいるとの事で……。
じわじわと襲いくる病気って怖い!