過去の記憶。

RPG日記が、クトゥルフの呼び声のキャンペーンの所で頓挫しそうです。
何故かといえば、与えられた情報量が多すぎて、一介のプレイヤーであるわたしには整理しきれない部分があるからですね。第1話にいたっては数年前にプレイしていて、記憶もすでに薄れかけています。


「1話ってどんな事があったかな。天使様に追いかけられて死にそうになったり、地下で逃げ回ったり、ミサイルが爆発して崖から海に飛び下りたのは覚えてるんだけど……」
「いやいや、キーワードはスネ毛だよ」
「……は?!」
「おや、覚えていらっしゃらない?」

「──わたしは長谷川倫子、月収を考えるとそこそこ売れてる小説家です。高校生の時にデビューしたのですが、取材中に何かに遭遇して以来、オカルト小説を描くようになりました」
「代表作、スネ毛は死のかほり
「勝手に決めるなッ。そんなのが販売週間ランキングとかに並んでたら怖い」
「書いてる本は、流行りのパラサイトなんとかっぽいの?」
「いや、パラサイト・スネ毛
「そんな本は書いてないわい!! つーか、スネ毛から離れろ〜!!」
「──僕は新米刑事の江戸川桂馬。エドガーって呼んで下さいね」
「呼ばねぇよ! 家族に角とか飛車とかいそうな名前だな」
「いるいる、余裕でいます」
「いるのかよ! ──俺は小暮十郎太。アメリカ帰りの凄い奴だ。バーボンが似合う探偵だぜ」
「あだ名はバーボン。決定」
「勝手にあだ名つけるなッ!」
「良いじゃないですか〜、刑事ドラマに憧れてるんですよ」
「そのうち殉職するぞ、お前……」
「──俺は河野修二。AVのスカウトマンやってます」
「あだ名はAV。決定」
AぇぇVぃぃぃ、死ぬなぁぁッ!!
殺すなー!!
「じゃあさ、長谷川さんのあだ名はどうすんの。小説?」
「いや、スネ毛
「そんなのイヤァァァ!!」


…………。(当時のMDを聞かされた妻)
スネ毛、全然シナリオに関係ないじゃないですか。つーか、スネ毛は書いてないって言ってるのに!!