ウェントス3連発。

ブレイド・オブ・アルカナ2ndでのキャンペーンの最終回を行いました。
わたしの1枚目の鎖*1は、ウェントス。
このカードは、束縛*2が起こった時に、希望判定の結果によって、尊厳値*3を最大まで回復させるか大きく減らすか、どちらかの大博打なのですね。
でも、鎖を手元に置けるのは3枚までだから、誰かが奇跡を使うまでにはウェントスもいなくなるだろうと楽観していたのですが。


開始1時間足らずで束縛! さらに聖痕の解放!*4
きゃー! いくらなんでも、ホットスタートすぎないですか〜?!
希望判定は失敗。尊厳値は2d10減少。うわーん!


で、2ndの場合、束縛が起こるとウェントスはマスターに返す事になります。それから数シーン進めて、わたしに渡された鎖は──ウェントス。


「きゃー!!」
「ほら、希望判定に成功すりゃ全回復ですから」
「そ、そうだよね……」


当然のように希望判定で失敗し、尊厳値が2d10減少したわたくし。
宴判定*5の前にとことん堕ちてしまいそうです。
でも、判定前に束縛が起きまくっているので、宴判定になっても判定すべきカードが1枚もなかったのですが。


そして、ラストバトル。
宿敵ファルダールと戦い、一撃で死亡するわたしのキャラクター。でも、不死者のキャラクターなので、奇跡を使って即座に復活です。
奇跡を使ったので、鎖を1枚貰います。渡されたのは……


3度目のウェントス!!!


当然のように希望判定で失敗し、尊厳値2d10減少。
1回のセッションで3回もウェントスが来て、3回とも希望判定で失敗なんて!
みんなに「あんたスゲェよ、伝説作ったよ!」と驚嘆されましたが……うっうっ、もうしばらくウェントスは見たくないです。


ガツガツ尊厳値が減った最終回でしたが、恐ろしい事に殺戮者は聖痕を33個も持っていたので、あっという間に尊厳値は全回復してしまいました。
バックに大量のNPCが待機してましたから対応できましたが、「全ての聖痕を所持しています」と言われた時はどうしようかと……。
でも、総勢12名の聖痕者 VS 殺戮者。
端から見たら、一方的なイジメでしょうか?


しかし、堕ちかけていたNPCの戦いが、堕ちる前に終わって良かったです。みんなハラハラしてましたからね〜。
どこに出しても恥ずかしい男ハンズの最期も、なかなか恥ずかしくて良かった?です。
「ああ、お気に入りのキャラクターだったのに……。胸の中にぽっかりと大きな穴があるようです」とは、マスター談。確かに、ファルダール以上にみんなの敵対心を煽る名敵役だったなぁ。

*1:鎖 シーンに登場したり、奇跡という必殺技を使ったり、殺戮者の悪徳を見たりすると貰えるタロットカードの事。経験値になります。

*2:束縛 誰かが奇跡を使うと起こり、鎖が正位置なら尊厳値が回復、逆位置なら減ってしまいます。一度束縛が起こるとカードが裏返しになり、新しい鎖が手元に来るまで、それ以上の束縛は起きません。

*3:尊厳値 これが0以下になってゲームが終了した場合、キャラクターはマスターに没収されてしまいます。

*4:聖痕の解放 聖痕者が死亡すると聖痕が天に還り、その場にいた人の尊厳値が回復します。

*5:宴判定 殺戮者が真の姿を現わした時に、正位置のカードが逆位置になる可能性がある判定。つまり尊厳値が減りやすくなってしまいます。