ライトにカツカツで。

季節に一度帰って来るかどうかも危うい船乗りの友人がマスター(まだ初心者)をやるというので、久々にソードワールドで遊びました。サークル内でソードワールドが立つのも珍しいし、様々な意味でレア!
マスター曰く「強いヤツと戦います」との事で、ボーナス経験点1万点(+500点までは融通OK)の4人パーティー。オーソドックスにファイター・プリースト・ソーサラー・シーフにして、残った経験点で余った技能を取得しました。


「なるべく一点特化で冒険者レベルを上げておこう」
「プリーストはファイター兼ねておきます。防御できるようになるし」
「能力値で6ゾロ振った人がシーフ決定ね!」
「お金の許すかぎり、武器と防具は高品質にしておきましょう」
「スピアはクリティカル値と値段のバランス的にお得ですよ」
「騎士の出で金持ちなので、少しなら融通できますよ〜」
「言語は分担して取得しておけば良いですね」
『……なんでそんなに必死に作ってるんですか?』←GM
「死にたくねぇんだよ!」


というわけで、キャラクター完成。
実は、女3人男1人というプレイヤーが集まったのですが、男3人女1人(全員性別逆)というパーティーになりました。女の子大好きの騎士の息子、暑苦しいマイリーの神官戦士、不良学生の魔法使い、名の知れた盗賊少女です。
異様にみんなキャラが立っていたのですが、特に目立っていたのはソーサラーでしょうか。マスターが持っているルールブックが完全版ではないので、ほぼ常に魔法を拡大していました。

「まだ満タンの俺の精神点、1点残して残りはソーサラーに付与します」
「……ファァァーイヤァァァーボォォールゥゥゥ!!」
ドーン!!
──ソーサラー気絶!!(精神点を使い果たしたから)
──使い魔の猫も気絶!!(精神点を使い果たされたから)


渡した精神点を序盤の1発で使い切るんじゃないっ!!
ソーサラーを背中に背負い、猫を袋に詰めて神殿にいる父上の元へレッツ。きっといつもこうなんだろうな〜、と思ったのでした。
これから精神点は2点残して付与するようにします。(1点はソーサラーの気付け用)


今回の女ボスはソーサラー兼ファイターでした。
レベルは7もあるらしく、なかなか強力な魔法を使って来ますし、魔法のローブを着ているのでなかなかダメージも通りません。


ソーサラーか。じゃあ、前衛が消えた所でソーサラーにタックルしま〜す。トォ!」
『あ、回避失敗……』
「組みついて、身ぶり手ぶりができないようにしま〜す!」
『こ、このシーフってば!! ふ、振りほどきます!』
「フフフ、うちのシーフは能力値で6ゾロ2回も出してるんですぜ?」
『……しくしく、振りほどけませんでした』(捕獲)


前衛がなくて、魔法を封じられた魔法使いってもろいですねぇ。
マスターは「ボスが全力を出せなかったー! もっと強いはずなのにー!」と叫んでいました。