仲間が亡くなって泣くほど笑ったゲーム。

TRPG創作サークルG-S.T.F.さんの同人RPG刑事魂(デカソウル)弐を遊びました。西部警察や太陽に吠えろを再現できるゲームです。
基本判定は10d10です。判定内容によっては15個くらい振ります。振ったダイスの奇数の目は達成値−1、偶数の目は達成値+1、1は達成値+2、0は刑事力(デカパワー)として換算し、達成値がプラスなら成功、マイナスなら失敗になります。
クリティカル&ファンブルの概念が少し変わっていて、自分の運命数の目が出ている状態で成功するとクリティカル、失敗するとファンブルになります。
10面ダイスを10個以上振るという事は、確率的にほとんどクリティカルかファンブルになるわけで。しかも、刑事力を使えば振り直しも可能なので、滅多にファンブルにはならないと言って良いでしょう。
ただし、クリティカルになると良い事ばかりではなく、殉職率が3ずつ上がって行くのです。そして、1点でもダメージを受けると、殉職判定。10d10を振って出目の合計が殉職率を下回ると、殉職。


「なぁ、ハーレー(熱血刑事の魂名)の殉職率はどれくらいだ?」
「余裕で90%越えてるぜ!」
「そんな君にバズーカー砲が飛んで来るよ」
「おりゃー、クリティカルで回避して殉職率100%突破!!
「ハ〜〜レ〜〜〜ッ!!」←何故か一同爆笑。


殉職率の初期値は20%以下なので、そんなに上がらないかと思ったのですが、意外とぐんぐん上昇するんですね……。
弐からは殉職回数という概念が導入され、それが尽きるまでは死なない事になったそうです。これで、殉職率はかなり下がった……と思います。が。


「ド、ドラゴン(アウトロー刑事の魂名)死ぬなー!!」
「ハーレー…お前が無事で良かった…ゴファッ!」
「バカ野郎ッ、俺より先に死んでどうするんだよ、ドラゴン!」
「後はよろしく…頼む…(パタッ)」
「……ドラゴーン!!!」←何故か一同大爆笑。


あ〜。人が死ぬシーンでこんなに笑ったのは初めてかもしれません。
このゲームは面白いです。オススメ!
まだバネストさんで通販出来るみたいですよ。