オリーブとローリエ。

オリンピックのマラソンで優勝すると、葉っぱの冠をかぶるじゃないですか。あれ、ずーっと月桂樹の葉っぱだと思っていたんですが、実はオリーブなんだそうです。オリーブはゼウス神に捧げる木なんですって。
月桂樹はアポロンに捧げる木なので、月桂冠は芸術に秀でた人に贈るのだそうです。
あ、でも、勝者に月桂冠を贈ってる日本のマラソン大会を放送で見た事があるぞ?

オリンピア競技の優勝者には、オリーブの枝で作った冠が贈られた。また、同じく4年ごとにデルポイで行われた ピュティア競技会では月桂樹、2年ごとのコリントスのイストミア競技会では松、アルゴスのネメアで行われていた 競技会ではパセリの冠が贈られた。

へぇ、色々と冠の種類があったんだ……。
ピュティア競技会は芸術メインだったそうなので、やはりマラソンにはオリーブ冠が正式なんでしょうね。