幸運の石?

久しぶりに、ダンジョンズ&ドラゴンズ3rdを遊びました。
1年前に潜りっぱなしだったダンジョンへ、再チャレンジであります。この1年の間に他のシナリオも遊んでいるので、持ち物は増えていたりするのですが……。
その中のひとつに、“幸運の石”があります。セーヴィング・スロー、能力値判定、技能判定に+1の修正がつく優れモノなのです。
「これは、HPの少ないヴィオラが持っていると良いのでは?」
「いえいえ、わたしは接近戦しないですし、セーヴィング・スローの数字が比較的高いので、ローグのヴォルフさんが持っていた方が、全員の生存率が上がると思います」
「そうですか。ではこの高級品、しかとお預かりしますね」


──しかし。


その“幸運の石”を得た彼は、ダイス目マジックで敵の攻撃を一手に引きつけ、耐久力が一気に減少。熊っぽいクリーチャーに組みつかれて、ダメージ半減。罠に引っ掛かって瀕死。
あげくの果てには、ワイト出現で嫌な予感。
「今のわたしは、メイジアーマーをかけてもらって、《回避》《強行突破》を宣言しているので、d20で20を出さない限り当たりませんよ!」
『……ごめん……20』
「のぉー!」
1レベル減少しました。
『いや、ほら、24時間後に頑健セーブで成功したら、元に戻りますから!』
「……フッ、耐久力が減っている今のわたしに、頑健セーブですか。そうですか……。先ほどの耐久力吸収は、エナジードレインの布石だったのですね」
さすが、海外シナリオ。えぐいモンスター配置であります。
24時間後、7以上出せば成功の頑健セーブで3を出し、本格的にレベル減少。泣く泣く街に引き返し、レストレーションでレベルを戻してもらいました。
幸運の石、実は呪われていたのでしょうか。


今日の1コマ。
──暴走と対戦中。
「《強行突破》して、机に接敵します」
『机の機会攻撃は……ハズレ』
──机の……。
「二刀流で机に斬り付けます。ロングソードはハズレ、ショートソードはクリティカル!」
「クリティカルするのはいつもショートソードですよね……」
「わたしはロングソードで斬り込んで、ショートソードで喉元をかっ切る剣術なのです」
──机の喉元……。


──アンデッドと対峙したハーフオークのクレリック
「フフフ。わたしはクレリックなので、いつも忘れがちなプロテクション・フロム・イーヴルを唱えますよ!」
「あ、あの、アンデッド退散は……」
「おぅ、忘れてた!」
「おーい!!」
「で、ACは……」
「プロテクション・フロム・イーヴルの分、足しました?」
「おぅ、忘れてた!」
「おーい!!」