アナザーコード 2つの記憶

B0007L8SPQ アナザーコード 2つの記憶
任天堂 2005-02-24
アナザーコードを遊びました。
しばらくソフトは買わないつもりだったのに、中古で半額近くまで値下がっていたものでつい。
DSの中古ソフトって、まだ滅多に見ないんですよね。これを逃すと、しばらく巡り合えないかも……と思ってしまって……。(と、自分に言い訳)
以下の感想は、一部ネタバレが含まれますので注意!


内容的には、手詰りさえしなければ4〜5時間で終了。推理モノと言うには、ちょっとボリューム不足かな〜。推理アドベンチャーの名作・仮面幻影殺人事件を遊んだ後だから、物足りないのは仕方ないか……。
あと、13才の女の子が主人公なので、大人が遊ぶには子供っぽい発言が多いかな。父親の事を「パパ」って呼ぶのは、ちょっと気恥ずかしかったですね。
それから、会話がスキップできないのが、システム的な難点。同じ項目を何度調べても表現が変わらない(仮面幻影殺人事件を遊んだ後だと、これがちょっと物足りない)ので、うっかり同じ所をタッチした時、長い解説をずっと繰り返して聞かなければならないので、イライラしちゃいました。


でも、もちろん期待通りに面白い所もたくさんありました。
屋敷のからくりに関わるトリックは、とても面白かったですよ。DSならではの仕掛けがいっぱいですね!
タッチペンでカギを回したり、画面をこすったり、ホコリを吹き飛ばしたり、ガラスに書いた文字を息で浮き上がらせたり……。
この辺は、タッチペンとマイクの機能で理解できましたが、他にも2つ折りの2画面だ、という事を利用したトリックがいくつかあって、びっくりしましたね〜。スタンプの押し方は、しばらく悩んでいました。ぐは。


1回目は、ディーが独りぼっちになるエンディング(“2つの記憶”のうち、片方が解明されていない状態)になってしまって、ショック。「頼む、もう一度この屋敷の中に入れてくれぇ〜!」と思っても、時すでに遅し!
というわけで、本日は2周目をクリアしました。
アイテムやカードも全部取得したので、めでたくグッドエンド。ラストにかけて、感動的でした。犯人にディーが見えたという事は、彼は人を信じる事を思い出したんですね……。
心残りは、最後にディーの手に触れるシーンを、タッチペンでつついてしまった事。素手で触ってあげれば良かった。……うん。
しかし、2周目はカードの内容や、アイテムがちょっと違う所があるんですね。ニンジャが急に出て来て、びっくりしましたよ。


ちなみに、わたしが買った中古ソフトには前に遊んだ人のデータが残っていました。
興味本位で見てみたら、アイテム一覧は半分以上空白が残ってるし、☆(クリアマーク)もついていませんでした。
エンディング、最後まで見なかったんだ……。
グッドエンディングじゃなくて「つまんねーゲーム!」と思ったのかもしれないけれど、せめてバースデーケーキの炎は消して欲しかったなぁ。