ソードワールドリプレイ。

名乗れ!今こそ大英雄―新ソード・ワールドRPGリプレイ集〈10〉 (富士見ドラゴンブック)
ソードワールドリプレイ10巻を読みました。最終巻でちょっとシンミリ。
秋田さんは新米(へっぽこ)って売りでしたが、GMとしてかなり上手な方だと思うんですよね。
毅然としたルール対応、伏線の張り方、各キャラクターの設定の汲みあげ。どれもとても新米とは思えませんでした。それを“売り”にするグループSNEはどうかと思ったけれど……。
ガルガドのノリスに対する苦言と、ヒースの口の悪さはちょっと行き過ぎで、読者として好感が持てなかったのですが、女性キャラクターたちのフォローとエキューのプレイスキルが上手く機能して、全体的にいい雰囲気でしたね。(秋田さんの文章力が優れているのかもしれませんが)
普段悪びれてるヒースの号泣には、グッときました。そういう性格だって判ってあげられる仲間は、やっぱりいいですね。
読み終わって、ちょっと気になってるのは、26話のNPCの代理プレイヤーが誰なのかという事。ローンダミス=バス、ヤムヤル=イリーナ、ノリス=マウナであって欲しい。ラヴェルナとローンダミスは、はっちゃけ過ぎ!


さて、新シリーズの“NEXT”の方は、初心者GMに対する自称ベテランプレイヤーの仕打ちがあんまり加減に、1巻でガックリきて放置しているのですが、そろそろパーティー組んでるかなー。
せっかくTRPG熱が盛り上がってきている所なので、下手なリプレイで鎮火しないようにして欲しいですね。