ルナ・ジェネシス、前半。

「ツライ」とぼやいたり、「ギャー!」と悲鳴をあげたりしながらも、コツコツ遊んでいるルナ・ジェネシスですが、どうやら前半の山を越えたようです。
そして、ようやく面白くなってきました。エンジンかかるの遅すぎ。普通の人なら、ここに到達する前に辞めますよ!
とりあえず、感想(愚痴)を交えながらまとめてみます。


1日目。
冒頭部分だけチョコっと。
この世界には人間と獣人が存在するようで、肉体能力で勝る獣人が幅をきかせ、器用だが非力な人間を差別しているらしい。
しかし、オープニングでいきなり誤字発見。「非力」を「ひりょく」って。先行き不安になりました。
主人公のジアンは、ヒロインを待つ間、公園の中で急に逆立ち。
そして、ヒロインは、ピンク髪の両しばり(最近はツインテールというらしい)で「もうジアンったら、本当に朝寝坊さんなんだから!」……うーむ。
一緒に暮らしてるなら、文句言う前に起こしてあげればいいのに。つか、なんでお前ら一緒に暮らしてるの?


2日目。
シーリスの港町に住む主人公とヒロインは、ガド・エクスプレスという配送屋で仕事をしているらしい。というわけで、ペリットの村まで配達に……。
が、村に向かうゴートの森に入った途端、いきなり後ろから走ってきたモンスターに小包をスられました。人を襲わず、荷物だけスリ取るとは、なかなかエレガントなモンスターであります。
村では、ヒールリッツに向かう橋が壊れているという話と、デルリの神殿にモンスターが住み着いたという話を耳にして、いつの間にやら、デルリの神殿のモンスターを倒すことを約束。はて? まぁ、悩んでいても仕方ないので、流されながらデルリの神殿へ。
ちなみに、敬虔モードでエリア内の敵を全滅させると、青い宝箱が開くようになります。ゴートの森の青い宝箱の中身は、ゲタとワンダーアンブレラ。ついさっき、ペリットの村で買ってしまいました。がくり。


3日目。
デルリの神殿には、この世界を作った女神アルテナと4匹の竜がまつられているらしい。
ペリットの村人が暗い顔で、「最近、アルテナさまがアルテナ大聖堂にご不在という噂よ」てなことを話していたのですが、神様が普通に暮らしてることの方がビックリだ!
デルリの神殿の中には4つの竜の像があって、入り口の謎解き(という程のものではない)を解いて順番に触ると、ワープゾーンが現れるようです。
ワープした先には4つの小部屋があり、1部屋に1匹ずつサスカッチ(大猿)が。どうやら、倒すと次々に少し強いサスカッチが出てくるようで、2匹目で全滅。うわぁー。
仕方ないので、通常モードで戦い、敵から奪ったアイテムを売り払って防具を調え、神殿に何度も何度も入りなおして、レベル上げ。
なお、宝箱の中身は、精神のバンダナと退魔の指輪。あとはヒールガムが少々。


4日目。
サスカッチを4匹とも倒すと、他の部屋に奪われた小包が出現しました。
……ああ、こいつらが小包を盗んだ犯人なのか!(理解が遅すぎ)
こいつらは、どうやってこの部屋に入ってきたのでしょうか。ワープゾーンを出す方法を知っていたのかな。そして、こっそり小包を小部屋に置いて行ったヤツは誰だろう。この謎が解ける日は来るのかな。いや、来ないか。
取り返した小包を、ペリットの村のガド・エクスプレスへ持っていくと、新たな配達業務が受けられるようになり、ようやくお金を稼げるように。ここまで来るのに長かった……。
村長に声をかけると、「橋を越えた先には獣人たちの暮らす街、ヒールリッツの街がある。そこには人間に対する強い差別があるというが……止めても行くんじゃろう?」という感じの話(うろ覚え)をされ、主人公ジアンは、「そうさ、ヒールリッツに行くんだ!」と盛り上がっています。
え、今までにそんな話、あったかい? プレイヤー置いてけぼり。


5日目。
橋を渡ってヒールリッツへ。2画面をまたぐ大きな街です。
確かに獣人だらけ。そして、声をかけるとみんなにイヤ〜な顔をされます。うわ、めげるわ。
色々と話を聞いてまわると、どうやらこの街では闘技大会が行われていて、ジアンはそれに参加したかったらしい。うーん、その辺の説明は、事前にして欲しかったなぁ。
もう参加者募集は終わってるらしいので、街の権力者レオンカヴァロに取り入るため、蜂蜜を持参していくと、「人間ごときが闘えるわけないだろう。ローランとの森にいるヨロイボア(イノシシ)を倒したら、考えてやる」と言わました。
そこで、森をウロウロしていたら、南の方に湖を発見。でも、今はその先に行けないらしい。何かフラグ立て忘れたかと思ったけれど、西北に洞窟を見つけて一安心。無事、ヨロイボアの討伐成功です。カウンター1をゲット。
ヨロイボアを倒したとレオンカヴァロに伝えると、闘技大会の参加資格を譲ってくれました。


6日目。
闘技大会が行われているサンコロシアムの中で、獣王ゼートスと出会います。
「人間ごときが……」などと言われ、手ごわいモンスター3連続でぶつけられます。確か、ネズミっぽいのとサソリっぽいのとタツノオトシゴっぽいの。3匹目で死亡。うう。
ガド・エクスプレスで配達をこなし、武器防具を調えて再チャレンジ。なお、バクチの服は、高くて防御力も高いけど、やめておいた方が無難です。回避率が高い分、ダメージがでかくて、簡単に死ねます。
戦闘に勝つと、獣王ゼートスに「天地転倒の呪い」とやらをかけられ、ジアンの売りである3回攻撃ができなくなりました。い、いきなり何すんだ、このオッサン! このゲーム、戦闘がツライんだぞ!!
割り入って助けてくれたのが、獣人のガブリエル。「獣王に会いたいのなら、お城にいるから着いてきて」と言います。
でもキミ、1レベルだから。とりあえず装備整えて、レベルアップしようかね。
ガブリエルの武器は、鉄の爪。ジアンは蹴りで、ルシアは傘でボコ殴りですから。なんか、粗野なパーティーですね。


7日目。
ガブリエルのレベルを上げつつ、シーリスの港町から船に乗り、オーベルジュ・ベイへ。
この街は、中央広場にモンスターの素材を安価で売っている店があって、ガド・エクスプレスの高額な仕事が、わりと簡単にクリアできます。速攻で武器防具が充実。
この街を経てお城に行くためには、アルテナ大聖堂を通るのですが、そこに魔族が押し入って、道が封鎖されていました。
しかし、実はガブリエルは獣王の娘だったらしく、水戸黄門よろしく、紋章を見せて無理矢理ご開門。大聖堂では、シスターや魔法を学ぶ学生たちが、みんな石化されていました。うわぁ、石化は緊張するね〜。
敵が強いので、黙々とレベル上げ。


8日目。
4つの部屋にいる4匹のドゥーゼを倒し、宝珠を女神像にはめ込んで、いざグロンキと対戦し、全滅。つえーよー。
珍しくマニュアル戦闘にして、ルシアの魔法で全員の攻撃力を上げてみると、ガブリエルも特殊攻撃が使えることを発見。使ってみた。あっという間に倒せた。しーん。
この攻撃は全体攻撃でした。ずっとオート戦闘にしていたから、全然気づきませんでした。すごく時間を無駄にすごした気分。
グロンキを倒し、奥の部屋に行こうとするのですが、その中には入れず、勇者ルーファス率いる兵に取り押さえられて、城に連行。えー?!
獣王ゼートスは、世界を魔族から守る勇者を娘に探させていて、ガブリエルが見つけてきた獣人を、魔族が侵略してきているサングリッド大橋に送り込んでは、全滅させていたらしい。
そして、ガブリエルが新たに見つけてきたジアンは、人間だから勇者にはなれないと言う。そして、人間が世界を救えないように、天地転倒の呪いをかけたらしい。様々な視点から見てもひどい話です。
でも、「俺たちを騙してたのか?」とガブリエルを罵るジアンや、ゼートスに向かってファイティングポーズを取り、指先で挑発するルシア。確かに、彼らには世界を救われたくない気がします。
なし崩し的にゼートスと闘ううちに、天地転倒の呪いを解いてもらって、ようやく3回攻撃が復活しました。


9日目。
ガブリエルと仲直りして、サングリッド大橋へ。
ここの敵、防具を一撃で壊します。ルシアに買ってあげた、一番高い防具である女神のローブ(12,000S)が、真っ先に壊されました。オートで戦っていたので、セーブした後に気がついて青ざめました。ひいぃぃ。
ここの宝箱で取れる装備は、バリアリング、ホーリーアンブレラ、にじのティアラ、女神のローブです。ホーリーアンブレラは超便利。MP消費量が半分になります。でも、とっくに買ってたよ……。
橋の奥の方には、勇者ルーファスが率いていた兵士たちの死体が。そして、ルーファスも倒れていました。かけよると、虫の息のルーファスが「これは罠だ」と、ポツリ。中ボスが現れて、ジアンを倒し、ルシアを連れ去ってしまうのであります。
そして、魔族が魔王(?)イグナティウスに「女神アルテナを捕らえました」という報告シーン。ルシア=アルテナなわけね。……ガラの悪い女神だな。
目が覚めると、そこは辺境。魔族から隠れ住む人間が、ジアンとガブリエル、そしてルーファスをかくまっていました。
ジアンはルシアを助けるために、黒魔城へ向かうと言います。しかし、ルーファスの言葉は聞かず、「獣人の力なんて借りない!」と言って、1レベルの村娘、フローラに道案内を頼みます。
お、お前も差別主義だなぁ。ていうか、女の子に何させるんだよ!


10日目。
魔族の住むリンドの村で、こっそり怪しげな武器防具を買い揃え、ガイスト鉱山を抜けて、エルダ渓谷に突入。魔族の住むエリアなので、近辺にはアルテナの像がなく、HP・MPの回復は一切なし。きっつー。
もうすぐ黒魔城というところで、いきなりジアンが「ガブとフローラは帰ってくれ。足手まといなんだ」と言いはじめます。うわ、お前いきなり何言い出すのですか。
2人が怒って帰ってしばらくすると、イグナティウスの部下が3人現われます。そこに、1本の剣がシュタッと投げつけられ、ルーファス登場。
「迷惑だとは思うが、加勢させてくれないか?」
ルーファス、キミは良いヤツだ!! レベル低いけどな。
彼の背後には、ガブリエルもいる。でも、フローラはいない。
フローラは、あの強敵揃いの道を、たった1人で帰ったのでしょうか。ジアンもガブリエルも鬼ですね。


11日目。
3人の部下を叩きのめし、黒魔城へ。
ルーファスは、弱いなりに全体攻撃ができます。MPが少ないから3回くらいしかできないけど……。肝心の武器が弱いので、リンドの村に帰るべきか否かで悩んでいると、例の中ボス登場。
「仲間の仇だ。ここは俺に任せてくれ」とか何とか言って、ルーファスがジアンとガブリエルを先に行かせます。
勝手に死にゼリフ吐くなぁぁ!!
そして、ジアンとガブリエルの前にイグナティウス登場。
「仲間の形見だ。受け取れ」と、ルーファスの剣を渡されます。ルーファス、もう死んだのか?! 一番マトモなキャラだったのに。ああぁ。
イグナティウスは、アルテナと共にこの世界を守っているはずの、竜使いであるらしい。で、世界征服を企んでいたりするらしい。
ジアンもガブリエルも一撃でやられ、トドメを刺されるというところで、女神アルテナが登場し、「その者たちにこれ以上手を出してはいけません」とか何とか言って、2人をアルテナ大聖堂へと転送。なぜか、言われるがままのイグナティウス。


それから数日後。
ルシアを失い、茫然自失のジアンを見かねたガブリエルが、父なら何か教えてくれるかもしれないと、ジアンをゼートス城に連れて行きます。ゼートスも、ルーファスがジアンのために命をかけたことを知り、ジアンに全てを託し、ヒールリッツのタイタスに会うように、と言ってくれます。
タイタスは、アルテナに仕えていた神官で、身の危険を感じたアルテナが、自らの記憶を封印して、ルシアという少女になっていることを知る人物でした。(あれ、どうしてこの情報をゼートスや魔族が知ってたんだろう……)
イグナティウスの力と同等の力を得るためには、アルテナ大聖堂を中心に東西南北を守る4匹の竜の試練を受けて、竜使いの力にならなければいけない、という話を聞きます。そこにフローラも駆けつけ、3人で竜の試練を受けに行くことになりましたとさ。