妖怪大戦争を観る。

上映終了間際の妖怪大戦争を観てきました。月曜日はメンズデーなので、旦那さまは千円。おお!
閑散としているかも……、と思いながら足を運んだのですが、大半の席が埋まっていて、なおかつその半分以上が子供、という事にびっくり。子供がゲラゲラと笑い転げる妖怪映画って、何だか良いなぁ。
内容は、CGや特殊メイクなど凝りまくり、豪華メンバー使いまくりで、すっごい金かけて道楽というか馬鹿やってます。しかし、魔人・加藤保憲は、荒俣宏のセルフパロになるんでしょうか。あまりの扱いっぷりに、思わず涙。いや、笑ったけど。小豆が、あれほどのキーアイテムになるとは。
神木隆ノ介くんはスゴイね。見てるだけでほがらかな気分になれる愛らしさなのに、演技力が生半可じゃないよ……。12歳で芸歴10年って。豪華俳優陣に引けをとっていません。
それから、ラストに漫画家の水木しげる氏扮する妖怪の総大将(?)が、「何が勝ち戦だ。やっぱり戦争はいかんよ、お腹がすくだけだし」ってな感じの事を投げやりに言うのが、何とも妖怪らしくあり、それでいて戦争で左手や多くの物を失った人の言葉だけあって、しんみり来たなぁ。
やっぱり戦争はいかんよ。うん。