プロジェクトハッカー。
- 出版社/メーカー: 任天堂
- 発売日: 2006/07/13
- メディア: Video Game
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全っ然、面白くない。
何だろう、この敗北感。
まず、一番肌に合わないのは、ヒロインだと思う。とにかくイヤだ。彼女が脇役ならともかく、ヒロインで相棒だというのが耐えられません。
本当にとんでもないヒロインなんですぞ!
コレ以降はネタバレしながら愚痴こぼしますので注意。
一番最初の話で、主人公が謎の男たちに襲われるのですが、そのきっかけになったのが、ヒロインのとんでもない行動。
ヒロインが町の中でぶつかった怪しい男が落としていったCD−ROMを、自分のパソコンがないからって、主人公の部屋に窓から忍び込んで勝手にパソコンを使うんですね。
そして、そのCD−ROMを起動したら、外部から『お前は何者だ、CD−ROMを返せ』というメールが来るわけです。
そのメールに、ヒロインは『これが欲しかったら、金を用意しろ!』みたいな挑発メールを主人公のメールアドレスで送り返し、そのとばっちりで主人公は命を狙われます。
主人公は謎の男から命からがら逃げて、ヒロインを問い詰めると、笑顔でその顛末を語るわけです。
その後、ヒロインの家も男たちに発見されてしまい、いきなり爆破!
主人公はその話の最後で、某組織所属のハッカーになるのですが、その時も「家を爆破されて住む所がなくなったから、自分も参加させろ。主人公が組織に入らないと、自分も組織に入れてもらえない!」という感じで、ヒロインの都合で半ば強制的に組織に入れられてしまうわけです。
そして、主人公はその組織でも、パソコン知識が全くないヒロインと強制的にチームを組まされることに……。
拷問ですか。
さらに、一番期待していたパソコン捜査の部分は、ほとんどパスワード解読。
その解読も、「パソコンの持ち主の家に不法侵入して趣味などを探り、ゲーム内擬似ネットで検索して探す」のです。
どこがハッカーなんじゃ!
そして、パソコンの内部でのプロテクト解除などは、いきなりアクションゲームに。推理力より反射神経の方が必要ですよ!
ボクはもう疲れたよ……パトラッシュ……。