掃除スキルが欲しい。

わたしも旦那さまも雑多なものが好きなので、部屋は「宝の山」という名の巣窟です。
ところが、わが町内会では、寒くなってくると「防災点検」と称して、家の中を見回りにやってきます。
というわけで、大変です。現実逃避しそうなくらいに。


必要のないモノを捨て、快適に過ごす空間を作る。


……どうしてそんな簡単なことが出来ないんだろう。
わたしはモノが捨てられない女。
小学時代の隣の男子が牛乳瓶のフタの裏に書いてくれたロビンマスクの絵が、結婚準備で部屋を片づけている時に引き出しの中からひょっこり出てきて、かなりビックリしたことがあります。別にその男の子が好きだったとか、そういう甘酸っぱい思い出はないのですが。
人から貰ったものは、本当に捨てられないんですよ。参ったなぁ……。
モノと一緒に、暗い感情までためこんでる気がします。要らない感情はさっさと捨ててしまえば、楽になれるのに。
掃除をするという事はつまり、物事の優先順序をつけたり、気持ちを切り替える、という事にもつながりますよね。
だから、掃除が出来る人は、生きること自体が上手だと思うのです。


……ほんと、切実にお掃除スキルが欲しいよ。
(うだうだ考える前に片づけろよ、と思わないでもない)