大丈夫か、Xbox360。

先日発売されたばかりの「カルドセプト・サーガ」ですが……
致命的なバグが大量に発見されているらしいですね。

カルドセプト サーガ [XBOX360]

カルドセプト サーガ [XBOX360]

カスタマーレビューを読むと、涙が出そうになってきますよ。
今までカルドセプトシリーズを心から愛していた人たちが、Xbox360と同時購入し、画面の美しさに驚嘆し、動きの悪さに首を傾げ、システムの退化に激怒し、致命的なバグで呆然とし、対応の悪さに落胆する姿が伝わってきます。


気持ちいい操作感と丁寧な対応が売りだった「大宮ソフト」がどうして……。
信頼してた「猿楽庁」がモニタリング・デバッグ・バランス調整やってるのに……。
「もしかして、完成前のデータを間違って販売したんじゃないの?」って、今でも思っちゃう。それくらい信頼していました。
ちょっと調べてみたら、開発や販売が変わったそうなのですが、ユーザーにはそんな裏事情は関係ないですよね。
信頼を築くのは大変だけど、信頼が崩壊するのは一瞬。そして、取り戻すための労力は尋常じゃない。
12月中に修正パッチがネット配信されるという話なのですが、「ネットに繋ぐこと前提」なのが悲しいです。ネット環境がない人は、開発側が思ってる以上にいるものですよ。


我が家でもカルドセプト・サーガのためにXbox360買おうか検討してたのですが、この手のゲームで、反応が悪かったり、ブック(デッキ)編集がしにくかったり、システム周りが退化したと聞くと、躊躇しますね。
1年後くらいに、追加要素満載とかじゃなくて、バグが直った「カルドセプト・サーガ エキスパンション」が発売されそうな予感。
もうすぐ発売の「ブルードラゴン」がコケたら、Xbox360が日本国内での巻き返すチャンスは、ほとんど無いのでは――と思っちゃいます。
罪深いですね、カルドセプト・サーガ。