ゲームセンターで脳トレ。

昨年末あたりからゲームセンターに、いわゆる「脳トレ」系のゲームが設置されました。
コナミからは、ほぼ日から「海馬 脳は疲れない (新潮文庫)」などを出している池谷博士が監修した「脳開発研究所クルクルラボ」。
ナムコからは、DSの脳トレで有名な川島教授が監修した「みんなで鍛える全脳トレーニング」。
どちらもタッチパネル方式で、全脳トレは指で直接、クルクルラボはタッチペンを使う方式になっています。


クルクルラボ」は、コナミアミューズメントパスが使えるので、気軽に始められますね。持ってない人はセーブできませんが、普通に遊ぶことができます。
計画(計算系)、視覚(見比べ系)、聴覚(聞き分け系)、言語(文字系)、運動(ミニゲーム系)、記憶(瞬間記憶系)の6分野×4種類の問題を、各分野1種類ずつ遊んで、脳の傾向をグラフで見るという感じ。
計算問題は少なくて、「これって脳トレ?」って感じのミニゲームも多いので、脳のトレーニングというよりは、タッチ・デ・右脳系のゲームという側面が強いです。
診断を何度か繰り返せば、全てのゲームが簡単に出そろいます。自主トレで好きなゲームだけやったり、苦手問題を克服したりも可能。店内・全国対戦することもできます。(ただし、遊べるのは3種類のみ)
ゲームとは別に、開始時に絵手紙を描いて、見知らぬプレイヤーに流したり、自分のキャラを育てる楽しみもあります。


計算に強いのはやはり川島教授の「全脳トレ」の方で、最後に脳年齢も計算されます。
対戦は通信が遮断されて未経験。遊んでる人が、少ないせいかなぁ。やはり、3種類しか遊べないのは、ちょっと不完全燃焼な感じです。
どうやら「クルクルラボ」より問題の種類は多い雰囲気なのですが、回数を重ねるとようやく1種ずつ解禁されていく模様。解禁されるまで、全てのゲームは遊べないっぽいです。
でも、「クルクルラボ」より、面白い問題も多いです。鍛えられてる感じします。


ただ、脳トレで一番気になるのは、キャラクターですね。
自分の相棒として、最初にキャラクターを選ぶのですが、「萌え」を意識したキャラクター作りは勘弁してほしかったな〜。正直、きっつい。
わたしは、最初動物キャラにしようかと思ったのですが、声が生理的に受け付けず、違うキャラを選ぼうとしたらタイムアップで、強制的に「ショタ少年」になってしまった。
こやつが、ゲームオーバーになると、「僕、もっと一緒にいたいな……なんて。ああっ、ごめんなさい、わがまま言って」みたいな事を口走るのです。
しかも、ゲーム終了させると。カードにセーブしている間、「わかりました……これ以上あなたを困らせたくありませんから。僕、待ってますから!」と、のたまいやがる。
セーブが終わるまで、スキップできないんですよ!
何、この苦痛!!
しかも、自宅じゃないので、周囲に声響き渡りまくりです。
自分がキモイわ!!