4人目の“タロス”登場。

前にも書いたのですが、仮面ライダー電王にハマっています。
運が悪いけれど非常に人の良い主人公リョウタロウと、彼にとりついた個性豊かな「イマジン」たちとの掛け合いがとても面白いです。
お話はタイムパラドックスもので、非常に練り込んであって、目が離せません!


で、その「イマジン」たちの名前は、モモタロス、ウラタロス、キンタロス
……桃太郎、浦島太郎、金太郎がモチーフになっています。
そして、とうとう登場した4人目の“タロス”の名前は、リュウタロス。
龍の子太郎がモチーフのようです。
しかし、友達の半数は龍の子太郎を知らなかった……!
マジで?!


「ほら、日本むかし話のオープニングのだよ!」
「どんなでしたっけ?」
「背中に子供を乗せた龍が飛んでるやつ!」
「ああ〜。で、どんな話ですか?」
「龍になったお母さんに会いに行って、龍の背中に乗って人助けする話」
「……ん〜。知りませんね」
「何と……」


龍の子太郎 (講談社青い鳥文庫)

龍の子太郎 (講談社青い鳥文庫)

正直に言うと、『ちいさいモモちゃん』シリーズで有名な松谷みよ子さんの作品だとは、私も知りませんでした。
1960年作だそうです。ごく最近作られた昔話だったんですね〜。なかなかの名作ですので、知らない人はぜひ読んでみてください。


そういえば、私は龍の子太郎より、金太郎の内容の方が知らない事に気がつきました。
さすがに、子供の頃から力持ち、まさかり担いで熊と相撲をとり、その後立派なお侍になった……というのは知っていますが、それだけじゃ物語にならないですよね。
というわけで少々調べてみると、金太郎は、源頼光に見い出されて家来となり、名前を坂田公時(きんとき)と改名し、頼光四天王の一人となって、一服盛った酒を使って酒呑童子を退治したそうな。
ああ〜、酒呑童子……。ここに出てくるのかぁ……。