妹からの電話。

ついこの間の土曜日、妹が泣きながら電話をかけてきました。
なだめながら話を聞くと、母方の祖母が入院したとの事。
80歳を過ぎてはいるものの、ずっと元気だとばかり思っていたので、妹はかなりショックを受けていたようです。
祖母の入院した病院は北海道内ではありますが、交通の便があまり良くなく、高速道路を使っても片道1時間半かかるのです。
この週末はうちの旦那さまが泊まりがけの仕事で不在で、妹の旦那さんも仕事で抜けられないとの事だったので、「来週にでもお見舞いに行こう」と約束しました。


ところが、再び妹から泣きながら「もうダメかもしれない」との電話。
このほんの数日で、両親が毎日のようにお見舞いに行っていて、入院してから急に容態が悪くなっているのだそうです。
祖母が入院している病院は、その市内で一番大きいものの、すごく古い体制の病院で、苦しむ患者を動かないように縛り付けたり、老人だからとすぐ紙オムツにしてしまうような所なのです。
しかし、転院するだけの体力がもうすでに無いとの事……。


呆然としながら、泊まり仕事から帰宅した旦那さまに告げると、彼こそ寝耳に水。
「お見舞いに行くかい?」と聞かれたのですが、とりあえず両親からの連絡を待つ事にしました。
ああ、本当に祖母は心の拠り所だったのだなぁ……。