A Chair for My Mother

私は自分が凝り性であり、同時に飽きっぽいという事を知っているので、何でもやる時はまとめてやっておく派。
「継続は力なり」と言いますし、それが一番良いのはわかっているのですが、自分が一番好きであり得意でもある“絵を描く事”だって、簡単に飽きて放り投げたりするので、ぶっちゃけ性分なんでしょうね。
自分の性格からして、「英語の多読を、また再開しようと思った」という事実の方に、今後も続けるであろう可能性を感じて、素直に喜ぼうと思います。
というわけで、以前購入した、“The 20th Century Children's Book Treasury”(asin:0679886478)に掲載されている作品を読みました。


A Chair for My Mother 25th Anniversary Edition (Reading Rainbow Books)

A Chair for My Mother 25th Anniversary Edition (Reading Rainbow Books)

火事で家財を失った母と娘と祖母が、お金をためてお気に入りのソファを1つ買うという絵本。
みんなでがむしゃらに働いて、小さな幸せを掴むのが何とも感動的。
大きな瓶に少しずつ小銭を貯めたり、お母さんが疲れ果てて大股開いて寝こけてたり、妙にリアル。思わず、実際に作者が体験した話なんじゃないかしら、なんて思える程です。
母の日の近辺に読むと、より一層ぐっときちゃいますね。


今回明確に覚えた単語は、brought(ブロート)。bring(ブリング)の過去形です。
火事で家財を失った主人公一家に、付近の住民たちが色々な物をbroughtしてくれたんですよね。