Marcel and the Shakespeare Letters
*MARCEL & SHAKESPEARE LETTERS PGRN1 (Penguin Readers (Graded Readers))
- 作者: Stephen Rabley
- 出版社/メーカー: Longman
- 発売日: 2000/11/08
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 43回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
今回の舞台はロンドン。盗まれたのは、シェークスピアが息子に当てた手紙!
マーセルは無事に取り戻すことができるのか?!
探偵といっても、毎度「悪者に盗まれた何かを取り返す」という、どちらかというと警察のお仕事(?)なんですけどね。
この本の中で、ガイフォークスデイというお祭りに触れていたのですが、辞書で調べると『ガイ・フォークス捕縛記念日』……誰なんだ、ガイ・フォークス。
恥ずかしながら全く知らなかったので、ちょっと調べみたのですが――
1600年代、カトリック教徒がひどい弾圧を受けていたため、ジェームズ1世を爆殺する計画を立てていた1人のようです。
その計画は未遂に終わり、ガイ・フォークスは『首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑』に極刑に処せられたそうです。
首を吊って、まだ意識があるうちに内臓をえぐり出して本人に見せつけ、目の前で火にくべる(!)のだとか。
それから首を切り、さらに手足をバラバラにし、市中にさらすのだそうです。
ぎゃ、ぎゃふん。酷いがな。
ガイフォークスデイには、子供たちが自作の“ガイ人形”を曳き回しながら「1ペニーおくれ!」とお金を募り、最後にガイ人形は火にくべられてしまうのだそうな。
な、なんか鬱になる祭りだなぁ。
ちなみに、ガイ・フォークスはウェールズでは罪人、スコットランドでは英雄として知られているそうです。
そうだよなぁ、悪政のために戦った人だもんな。
ちなみに、「ナイスガイ」のガイとは、彼の名に由来するそうです!
本の内容以上に、トリビア知識が身に付いてしまった……。