居眠り磐音22巻。

荒海ノ津 ─ 居眠り磐音江戸双紙 22 (双葉文庫)

荒海ノ津 ─ 居眠り磐音江戸双紙 22 (双葉文庫)

豊後関前でのいざこざの時に力になってくれた箱崎屋の招きで、磐音とおこんは帰府の前に博多に寄る事になります。
そこでもまたひと騒動がありまして……。


その頃、江戸では磐音の友である品川柳次郎が、岐路に立たされていました。
父は遠方で女郎と所帯を持っており、後を継ぐはずの兄は家出したまま。このままでは品川家は廃絶です。
そんなある日、幼なじみのお有と再会し、彼女の力になるうちに、話はとんとん拍子に……。


品川さんにも春が来て、佐々木道場の本多師範も婿入りして役付きになったし、磐音にお熱だった桜子様も幕府奥医師である桂川国瑞と祝言を挙げる事になったし。
メインキャラが、だいたい落ち着く所に落ち着いた感じです。