同類の臭いには敏感。

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時代モノが好きで、ミステリーも好き。
というわけで、宮部みゆきさんが選出した女性作家捕物帳アンソロジーを購入してみました。
女性の書く時代モノは、文章が読みやすいものが多いと思うんですよ。
頭に入りやすいというか、「難しい言葉を難しく見せる」というのがない気がします。
形式よりも読みやすさと雰囲気重視という感じでしょうか。
時代小説を読んだ事のない人は、この辺から読み始めてみると、入りやすいんじゃないかなぁ。


でも、その中で少し気になった作家さんが。
硬派な男と、軟派な男。
やけに馴れ馴れしい二人。
時々あるんですよね。
「この人、きっと同人やってた!!」と感じる瞬間が……。
同族ならでの敏感さですよ!
いや、私は男男交際はご遠慮いたす方向性ではありますが。


ネットで検索かけてみたら、そっち方面の同人小説コスプレもガッツリやり込んでた人でした。
アンテナはさび付いてはいないようです。
ま、宮部みゆきさんにもチカチカ反応するんですけどね、このアンテナは。
彼女がゲーム系小説を書いた時は「やっぱり……」と納得したものです。
商業誌で出す所が彼女の大物たるゆえんだと思いますが!