居眠り磐音24巻と読本。

朧夜ノ桜 ─ 居眠り磐音江戸双紙 24 (双葉文庫)

朧夜ノ桜 ─ 居眠り磐音江戸双紙 24 (双葉文庫)


久しぶりの新刊です。
といっても、体調不良による休業だったというのに、ほんの数ヶ月しか休んでおられないので、遅筆の作家さんなら休んだうちに入らないと思う。
働き者だな、佐伯先生は。


今回は、御典医である国瑞と桜子の結婚式に引き続き、とうとう磐音とおこんさんの結婚式が行われました。いやぁ、感慨深い。
第二部始動という感じで、田沼意次との対決姿勢が顕著になってきました。ドキドキワクワク。
結婚式の話で、磐音の友達である柳次郎や竹村氏が出てこなかったのは、ちょっと残念かも。その場にはいたんだろうけど。
磐音が旅に出ていた時、柳次郎がほぼ主役の話があったから、その反動もあるのかなぁ。


「居眠り磐音江戸双紙」読本 (双葉文庫)

「居眠り磐音江戸双紙」読本 (双葉文庫)


同時発売で、読本も出ていました。いわゆる公式ガイドみたいなもの。
地図や人物一覧、当時の豆知識などに加え、書き下ろしエッセイに書き下ろし小説とてんこ盛り。
書き下ろし小説は、老分由蔵とおこんのなれそめ外伝でした。
13才のおこんちゃん、可愛い!
こういう短編集もちょこちょこ出ると嬉しいなぁ。