小心者の葛藤。

私はTRPGでのマスタリングが苦手であります。
基本的に、並列処理機能のついてない脳みそなんですよねー。
2〜3種のおかずを同時に料理したら、確実に煮物を焦がすタイプです。
音楽を聴きながら、お勉強ができないタイプです。
「シナリオの流れを考えながら、目の前の出来事の処理をする」って、超難しいです!


さらに言うなら、「予測」という能力値が大幅に低いです。
相手がどのような動きをするか予測できないのです。
オセロやら将棋やらで、惨敗するタイプ。
FFタクティクスも、チュートリアルすらクリアできなかったタイプ。
これが並列処理機能の欠如と組み合わさると、「アドリブ能力皆無」「プレイヤーの選択権皆無」「雑魚で全滅」「ラスボス1ターンで沈没」などなど、大惨事の連続です。


だけど、トーキョーN◎VAは、私の周辺では自分しか立候補者がいないんですよねー。
N◎VAで遊びたいなら、ルーラーするしかないのです。
というわけで、なるべく惨事率を減らすべく、自分の気が付かない部分の記述がある「公式シナリオ」を改造するようにしています。
記述の不明点の下調べ、各プレイヤーに合わせた設定の変更、人数によるシナリオの調整などなど……。
シナリオ1本改造するのに、何ヶ月もかかっています。
遊ぶ機会も1年に1回程度なので、3年前に改造しはじめたシナリオを未だにいじっています。


アドリブも本当にヘタなので、アドリブに会話をなるべく全て書き出して、伝えなければいけない情報に赤線を引いて、情報のキーワードをカード化して渡すようにしています。
そうでもしないと、絶対にテンパって忘れるので!!
そして、各キャストにオープニングで動機をちゃんと与えてあるかを確認。
さらに、全ての情報を矢印で繋いで、全部の情報が繋がっているかを確認。
そこまでしても、不安で不安で不安で仕方ない。


トーキョーN◎VA遊びたい!」
(でも、ルーラーはしてもらえないしなぁ)
「ルーラーしてでも遊びたい!」
(でも、上手に運営できないしなぁ)
「誕生日祝いを兼ねてなら、多少の無理がきくかも?!」
(でも、みんなに迷惑かかるしなぁ……)
「てゆーか、誰にも望まれていない事しても仕方ないよね」
(そうだよなぁ……)


という感じで、流れ作業的に躁から鬱へと移行中。