居眠り磐音26巻。

紅花ノ邨 ─ 居眠り磐音江戸双紙 26 (双葉文庫)

紅花ノ邨 ─ 居眠り磐音江戸双紙 26 (双葉文庫)

居眠り磐音シリーズの26巻、読みました!
磐音のかつての許婚だった奈緒が、藩の陰謀に巻き込まれて吉原に売られ、そこからようやく良い人に身請けされて幸せを掴んだかと思えば、嫁ぎ先でまたもや騒動に巻き込まれ……。
本当に不運な人だなぁ。


結婚した元許婚の元に駆けつける磐音も、かなりのお人好しだと思うけれど、それを許す妻のおこんさんも度量が広い……というか、多少は女の意地もあるかなぁ。
それを許せるのは、愛されているという余裕がある、あると見せたいからですよね。
うがった見方かしら。
奈緒が顔を合わせなかったのも、もう二度と過去を振り返らないという決意と、女の意地みたいのを感じましたよ。
おこんも奈緒も、お互いの幸せを願うけれども、複雑な乙女心ってやつですよね。


磐音シリーズは今年またドラマになるようで、今からワクワクしています。
「密命」シリーズのドラマも面白かったので、また続きやらないかなぁ。