カルドセプトDS、4人対戦。

季節に一度の来訪者、船乗りのお友達S君が、もう一人の友達N君を引き連れて、モンスターハンターポータブル2ndGと、カルドセプトDSを持参で遊びに来ました。
今回のメインは、カルドセプトの方であります。


カルドセプトDS

カルドセプトDS


Xbox360のバグ騒ぎですっかり評判を落としたカルドセプトシリーズ……前向きに、「知名度が上がった」という事にしておきましょうか。
DS版は、PS版をベースに移植されてます。
PS時代から、マップ画面はドット絵で構成されているので、何の違和感もなく遊べております。もはや、PS時代に完成されてたって事ですね〜。


で、私は自分が弱いのをしっかり把握しておりますので、対人戦は初めてなのです。
S君が使っていたのは、ケルピー足止め搾取デッキ。
N君はスペルと特殊能力が多い謀略デッキ。
私はなかなか倒せるカードが手札に回ってこなくて、迂回路をぐるぐる回って途方に暮れておりました。


ところが、1位を突っ走っていたS君が、まさかの凡ミス。
棚ぼたでS君の土地にクリーチャーを置いた私が、何とどん底の最下位からいきなりトップに躍り出ました!!
「や、やった、これでゴールに入れば優勝だー!!」
……と、ウキウキと迂回路から出たのですが、間違って、ケルピー側に出ちゃったのねん……。
ケルピーで足止め→高額通行料搾取→S君トップに返り咲き→そのままゴール
ということで、私の優勝はゴール目前で幻と消えたのでありました。うわあああん。


……ところがどっこい。
2戦目は、S君とN君がガチでつぶし合い、クリーチャーの配置されたマスをのらりくらりと交わし続けた私が、
奇跡の優勝!!
ぶっちゃけ、色々と手を抜いてもらったからではありますが、嬉しいなぁ。
「リエさんのリアルラックは半端ない」と本日も言われました。
S君の中で、私が「カタン」で4枚立て続けにポイントカードを引いたゲームは、伝説になっているようです。
相変わらず、棚ぼたっぷりだけは自信がありまっせ!!


旦那さまが仕事から帰ってきた時には、S君・N君対我ら夫婦でのチーム戦。
そっちは、手抜きナシでボッコボコにやられました。
やっぱ、彼らすごいわ。
全てのカードの能力を丸暗記してるし、HPもスラスラ暗算。これが若さか……。12歳も年下だもんな。
基本HP+土地レベル×10+クリーチャーの数×10とか、どうしてあんなにパッと計算できるんだろう。
……ん? 単純計算は年齢関係ない?


私だったら、「んーと、1・2……たくさん」になると思います。
足し算も引き算も苦手です。
ついでに言えば、瞬間記憶力が乏しいので、相手の手札を覚えられません。
「んー、手札3枚くらいだった気がするから、これくらいでいけるっしょー!」と、激しくフィーリングでやってるので、カルドセプトは一向に上手になりません。とほほ。


そういえば、計算が苦手なのも、瞬間記憶力の無さが原因な気がします。数字を直前の1個しか覚えられないのです。
恥ずかしながら、今でも計算は指を折らないと、繰り上げ・繰り下げが出来ない35歳。6+7で、すでに致命的。
そんな私ですが、実は中学生の頃は因数分解が得意でした。学年上位に食い込んでましたからね。パズル感覚で遊んでました。
でも、試験では、最後の代入の計算で足し算を必ず間違ってたので、いつも数学の先生に神妙な顔で心配されておりました。
「こんな凡ミスばっかりしてたら、最後に良いとこを人に横取りされちゃうぞ!」と。


……まさにわたくし、そんな危機一髪を「運の良さ」だけで乗り切って生きてきた気がしますぞ、先生!!