密命2冊。

追善―密命・死の舞〈巻之十三〉 (祥伝社文庫)

追善―密命・死の舞〈巻之十三〉 (祥伝社文庫)

密命シリーズ13巻。
火事の最中に刺殺された旗本の屋敷で働いていた娘。その事件を探るうちに、旗本の相続人が縁もゆかりもない人間だった事が発覚します。惣三郎は南町奉行の大岡から密命を受け、その陰謀を暴く事に……。
一方、清之助は柳生の地を訪れ、大和柳生の道場で、住み込みの修業を始めます。


前回に引き続き、清之助サイドは、若干イロモノな感じの刺客が現れます。
女刺客は、また現れたりするのかなー?


遠謀―密命・血の絆〈巻之十四〉 (祥伝社文庫)

遠謀―密命・血の絆〈巻之十四〉 (祥伝社文庫)

密命シリーズ14巻。
惣三郎の次女・結衣が行方不明に。どうやら、女役者を目指し、旅芸人一座に加わったようなのですが、その背後にはやはり尾張徳川家の陰謀が……。
惣三郎は、大和柳生にて修行中であった清之助と再会し、結衣を助けるための闘いに向かいます。


柳生のご先祖とかも大活躍(?)なお話だったのですが、そういう超常現象も今回はそんなに嫌じゃなかったかな。
久しぶりの親子の再会が、感無量でした。
一時はグレたり、不甲斐なかったりした清之助が、素直に父の事を認めている姿が、成長したなぁと思いましたね。