歯医者さんと子供の会話。

昨年末に右奥歯の銀歯の銀が取れていたのですが、忙しさと体調の悪さにかまけて、年明けからようやく通いはじめました。
歯医者に行くのは、実に5年ぶり。
「ものすごくたくさん虫歯があったらどうしよう!」
なんて、ドキドキしていたのですが、「茶渋がついてるくらいで、悪化はしてませんね」という事で、ちゃちゃっと型をとって、2週間足らずで完治いたしました!


私、実は前歯が1本も噛み合わないという、ひどい歯並びなのです。
トンカツなんぞ、衣しか食べられませんとも。ええ。
ですから、奥歯がかみ合わないと、かなりの戦力ダウンでありまして、先生が気をつかって、かなり大急ぎで治療をしてくれたみたいです。ありがたやありがたや。


しかし、歯医者って、他の人の会話もけっこう筒抜けですよね。
先日、隣に座っていた女の子が、


「痛いかもしーれーなーいー、痛いかもしーれーなーいー!」


と、治療前から「仮定法」でギャーギャー泣いていたため、笑いを噛みしめるのに精一杯でした。
それをあやす先生も、何やら怪しげな言語になっておりました。


「いい子ちゃんには、イチゴ味かメロン味の歯磨き粉あげよーね。どっちがいい?」
「サクランボ」
「さ、サクランボ味の品種はないんだニャー」


「ニャー」って、先生……。


しかし、先生は治療中も指をずっと力一杯噛まれて、歯形がくっきりついたそうで、可哀想でしたね。
親御さん、知らんぷりで先生に丸投げはいかんと思うけどなー。あやすか、しつけるかしないと!


さて、私の歯科通いはコレで終わりかと思いきや、次は歯の洗浄だそうです。
新たなる虫歯が発見されない事を祈りましょう!!