網膜の手術をしました。

先日、眼科に行った際、「一週間後にもう一回検査をしましょう。違うとは思うのですが、念のためです。ええ、詳しい話は万が一の時にお話します」と言われたので、大人しく再検査に行ってきました。


「う〜ん。やっぱり穴かなぁ。穴ですね。ちっちゃいけど、穴が開いてますねぇ。手術した方がいいですよ」
「……穴?」
「えーと、人間の目にはゼリー状のフイルムみたいな“網膜”というものがありまして、そこに穴が開いています。まだ初期症状なのですが、放っておくとそこからどんどん剥がれて、目が見えなくなる可能性があります」
網膜剥離ってやつですか」
「ええ、その通り。そこで、早いうちにレーザーでこの穴の周辺を固めて、剥がれにくくする手術をした方がいいのです。っていうか、今日は患者さんが少ないので、せっかくだから今やってく?
「え゛っ」


網膜の手術、決定〜!


先生……。そういうコトは前もって教えてくださいよ……。
わたし、ビビリなんで。マジで。
網膜剥離と聞くと恐ろしいですが、初期症状のうちの手術であれば、レーザーでちょちょいと簡単に終わるのだそうです。素晴らしきかな、現代医学。
これが剥がれ始めちゃった人だと、絶対安静で数日間入院になるそうですが……。
何でも、初期のうちの処置が大切なんですねぇ。


わたしのお友達は、目が弱るとおまんま食い上げの人が多いので、参考としてのメモ。
手術費用は、三割負担で3万5千円弱(2009年7月現在)でした。ただし、術後は定期的に観察が必要なので、トータル的にはもっとかかると思います。
検査には時間がかかるのですが、手術自体は15分くらいで終わります。トータルでは3時間ちょっとでした。
点眼薬で瞳孔を開かせ、眼底検査(眼球にレンズを当てて、顕微鏡で診察)した後、レーザーを照射(光に弱い人がちょっと違和感を感じる程度で、痛みはないが眩しい)して終了。
それから、当日はお風呂に入れません。
他に日常生活で注意する点はないそうです。


網膜剥離についてのメモ。
頭部にショックを与えるとなることが多い。
近眼の人は網膜が薄いので、ちょっとしたことでなりやすい。
つまり、近眼になりやすいこと(暗いところでモノを見る・近すぎるモニタ等)は良くないようです。
寝る前の携帯いじりと、長時間のパソコン・ゲームは控えよう!
あと、コンタクトレンズはやめた方がいいらしい。うーん……年季も入ってたことだし、捨てるか!