ブレイクブレイド１〜５巻。

ロボット漫画『ブレイクブレイド』を衝動買いしました。
……面白かったので、後悔はしていない！
フレックスコミックスって聞いたことなくて、「どこの雑誌だ？」と思いましたが、どうやらＷＥＢコミックのようですねー。

ファンタジー世界とロボットの融合した漫画で、聖刻（ワース）シリーズが好きな人なら、しっくりくると思います。
登場人物はみんないいヤツばかりで、親友同士だったりするのに、謀略と誤解から始まった戦争によって殺し合う運命に。
テーマは、「運命に抗え！」のようです。
以下、若干のネタばれ含む作品紹介。

ブレイクブレイド (1) (Flex Comix)

誰もが魔力をもつ世界。そんな中で、主人公・ライガットは魔力を持たず、“能なし（アン・ソーサラー）”と呼ばれていた。
しかし、誰が触れても動くことのなかったアンダー・ゴゥレム（古代の発掘ロボット）が、ライガットが触れた途端に稼働し始める。
争い事を嫌うライガットだったが、敵国アテネスが要求してきた降伏条件が「クリシュナ王族の全員処刑」だった。
若き国王ホズル、その妻シギュンと、学生時代からの親友であるライガットは、彼らの命を守るためにアンダー・ゴゥレムで盾となる！

ブレイクブレイド (2) (Flex Comix)

クリシュナへと攻め込んできているのは、アテネス最高司令官の弟ゼスだった。ゼスは、ライガットたちの親友でもあった。
彼の行動を信じられないライガットは、戦場でゼスとの対話を求める。
しかし、その対話中にアテネスとクリシュナの人望ある若き戦士が命を落とす。そして、それは新たな火種となる……。

ブレイクブレイド (3) (Flex Comix)

アンダー・ゴゥレムで人の命を奪うことに恐怖したライガットは、一度は戦場を去ろうとするが、ホズルが自分の命を差し出して降伏する覚悟であることを知り、改めて国を守ることを決意する。
そして、ライガットとゼスは戦場で再び相まみえる。敵を助けようとすれば、仲間が死ぬ――と言い聞かせながら。

ブレイクブレイド (4) (Flex Comix)

クリシュナに手を焼いたアテネスは、ボルキュス将軍の“大量虐殺”の罪を不問にし、クリシュナ討伐の全指揮権を委譲する。
そして、クリシュナでも新たなゴゥレムの乗り手として、“仲間殺し”ジルグを釈放するのだった。

ブレイクブレイド (5) (Flex Comix)

冷徹にして狡猾なボルキュス将軍の罠。手段を選ばず、迅速で正確無比なジルグの奇襲。二人の鮮やかな戦いによって、戦火は一層燃え上がってゆく。
そんな中、クリシュナに捉えられたアテネスの若き女戦士クレオは、知的で心優しい王妃シギュンと言葉を交わすうちに、アテネスで教え込まれた「クリシュナは蛮族」という史実を疑い始めるのだった。

余談ですが、作者の吉永先生は「張飛が主役で劉備が美女」というファンタジー三国志『ランペイジ』の作者でもあるそうです。あぁぁ……噂はかねがね。
有名キャラの女性化やら生まれ変わりの女の子やらはウンザリですが、『ブレイクブレイド』を描いてるのなら面白いのかもなぁ。
……でも、読む気が起きないぃぃ。