シンケンジャー&ディケイド

久々に旦那さまとデートで映画を見に行きました!
何を見たかといいますと、侍戦隊シンケンジャー銀幕版〜天下分け目の戦〜』&『仮面ライダーディケイド〜オールライダー対大ショッカー〜』です。
デートでそれかよ!?
デートでそれだよ!!
本来ならばもうとっくに上映は終わっているのですが、ちょっと町外れの方にあるアミューズメント施設では少し遅れて上映されることが多いのです。
本上映時期は新型インフルエンザで騒がれていた時期だったので、混み合う閉鎖的な空間には行きたくなかったので、再上映ありがたしと行ってまいりました。


シンケンジャーは前座で、メインはディケイドでした。
話はシンケンジャーの方がしっかり作ってありましたね。普通に面白かったですが、短すぎ。1時間くらいじっくり見たかったなぁ。
ディケイドの方は長くて見応えはありましたが、「アレ?」って感じでした。まぁ、ディケイドの設定的に仕方ないのかもしれませんけれど、感情移入は全くできなかったです。
「みんなが集まって戦う理由」をもう少ししっかり描いて欲しかったですね。
こういう作品は、「ハート」が何よりも大切なものでしょ?
最終的には、単なる『兄妹喧嘩』だったので、それがちょっと残念だったかな……。
あ、もちろん、オールライダーがクルリと一回転してライダーキックかましたところは盛り上がりましたけどね!


個人的には、仮面ライダークウガの映画版を作って欲しいなぁ。
みんなの笑顔を護るために戦い続け、仮面の下で敵を殺すという事に心を痛めてひっそり泣いていた雄介の姿には、やはり胸を打たれます。
自己犠牲の精神は、やはり憧れのヒーロー像には不可欠ですね。そして、子供達はあの凛々しく気高いヒーローに憧れて、人を思いやる立派な大人になって欲しいものです。
クウガ映画化は今となってはオダギリジョーさんがビッグになりすぎてオリジナルキャストでは無理かもしれませんが、二代目ユウスケも好きなので、代替わりしても許す!
でも、一条刑事はぜひ復帰させて欲しいです。
警察と仮面ライダーが手を組んで敵を倒すという設定は、かーなーり燃えましたからねー!
やっぱり奇をてらった内容のものより、王道が好きですね、私は。


余談ですが、最近の特撮のヒロインは何だかKYな女性率が高いのが気になります。
例外的に、電王のメインライター、現在シンケンジャーを手がける小林靖子さんは老若男女に好かれる女性キャラクターを描くのが上手ですよね。やはり女性だからでしょうか。
今の仮面ライダーWもヒロインがすっげぇ憎たらしい。ヒロインいらないじゃん、って感じです。話はすごく面白いのですけどネ!
そうそう、仮面ライダーWの脚本は、ドラゴンクエストダイの大冒険〜』などで有名な三条陸さんが手がけているそうです。
なるほど、だから斜に構えた主人公のわりに、内容はガッツリ王道なヒーローものなわけだ。ヒロインの憎たらしい感じも、確かに三条作品によく出てくるタイプかもねぇ。なるほどなるほど、とっても納得。