浪速少年探偵団
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1991/11/05
- メディア: 文庫
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解説の宮部さんではありませんが、「ネイティブ大阪人」で「標準語と関西弁のバイリンガル」の人々には羨望を感じてしまいます。
北海道って言葉の特徴があまりなくてつまらないのよね。関西弁に限らず、方言大好きです。生き生きしています。
話の中でぽんぽん飛び交う関西弁に、本当に関西人って日常会話からして漫才みたいなんだなぁ、と錯覚しちゃいます。いや、実際にそうなの?
ほんと、オバハンからお子様まで元気だなぁ。っていうか、しのぶ先生の行動が既にオバハ……ゴホン。
東野圭吾さんは淡々と物語を進める印象がありましたが、「こういうのも書ける作家さんなのだ」と評価が180度変わりました。
まあ、子供いっぱい出てきても容赦なく殺人事件が巻き起こるので、子供向きとは言えませんけどね。
それから、全然「少年探偵団」ではない!
以下備忘録的メモ。
【しのぶセンセの推理】センセの生徒の父親が殺され、生徒のためにセンセが走る。
【しのぶセンセと家なき子】生徒のゲームを盗んだ少年の父親が、死体で発見される。
【しのぶセンセのお見合い】センセのお見合い相手・本間の勤める会社社長が殺され、本間が疑われる。
【しのぶセンセのクリスマス】センセがクリスマスに買ったケーキから血みどろのナイフが発見される。
【しのぶセンセを仰げば尊し】生徒の母親が布団を干している時にベランダから転落した理由。