コミックスタジオEX4.0、続き。

Comic Studioの雑感の続き。
8/25の記事は、インストール→ラフ→コマ割り→ペン入れまで。


今回は、ベタとトーンです。
ベタ塗りはもう、超快適です……!
塗りつぶしオプション[隙間を閉じる]のためだけに買ってもいいくらいですよ。
多少の隙間はなんのその。細かい線が入った髪の毛とかも、ついーっとなぞるだけで全部塗りつぶします。すごーい。

  1. ベクターレイヤーでは塗りつぶしができないので、ベクターレイヤーを新規で追加し、レイヤーのプロパティで表示色をカラーにします。(塗り残しチェックのため)
  2. 塗りつぶしオプションは、[領域を拡縮]以外のスイッチをオン。
  3. あとは、ベタを塗りたい部分をなぞるだけ。


トーンの貼りこみも、塗りつぶしの感覚でできます。
方法はいくつか。

  1. [マジックワンド]や[形状・投げなわ選択]ツールでトーンを貼りたい部分を選択し、選択範囲ランチャーから[新規トーン作成]ボタンを押し、簡易トーン設定に線数、濃度、種類、角度などを入力する。
  2. トーンを貼りたい部分を選択した後、[ウィンドウ→素材]を開き、お好みのトーンを選んだら、選択範囲の中にドラッグ&ドロップする。
  3. [素材ウィンドウ]を開き、貼りたいトーンを画面にドロップする。全面に貼られたトーンを、一度Delキーで全部消し、そのレイヤー上でペンツールや塗りつぶしなど黒で描いた部分にトーンが貼られていく。髪の毛や顔の影などに最適な方法。
  4. グラデーションは、[グラデーションツール]のプロパティで[編集中のレイヤーに描画する]のチェックを外し、ドラッグで指定した幅のグラデーションを自由に作ることができる。オプションで濃度を調整することもできます。


あとからでもパターン・線数・濃度を[プロパティ]や[素材]を選び直すことで自由に変えられるのが便利ですねー。
ベタのように表示色をカラーにするだけではちょっと見づらいので、[プロパティ→詳細表示→レイヤー領域]をオンにすると塗りやすいと思います。
[スポイト]ツールで既に使われているトーンを取得することができる機能も便利。


トーンを削りたいときは、[パターンブラシ]ツールの[トーン削り用]を選択しサイズを調整したら、[透明]のインクで削ってゆきます。
短大の時、プロアシしていた先輩が、「スクリーントーンは22.5度の角度で削ります!」と言っていましたが、まさにその角度の削りが簡単に出来ちゃうのですよー。美麗!


あとは、背景などなど。その辺はまだよくわかってないので、また今度。