コミックスタジオEX4.0、その3。

Comic Studioの雑感の続き。


8/25の記事は、インストール→ラフ→コマ割り→ペン入れまで。
8/26の記事は、ベタとトーン。
今回は、背景メモ。


正直、『定規』の使い方をマスターしたとは言い難いです……。
特に、三点パースは調整が鬼のように難しいっ。それなりに理論を知っていないと使いこなせない気もするので、上級者向けかもー。
というわけで、パースについてはさらりとさわりだけ。

  1. 背景の大まかなラフを書いたら、定規レイヤーに[定規→特殊定規の作成→パース定規(×点透視)の作成]を選択し、[定規選択ツール]で補助線を任意の角度に調整する。
  2. 青い線がアイレベル(その画像を撮影したカメラマンがカメラを構えていた場所といいましょうか…)。アイレベル上の緑の『○』が消失点。
  3. アイレベルを水平にしたくない場合、定規上で右クリックして、『アイレベルを水平に固定』のチェックを外すと、傾けることができる。
  4. それぞれの線は『+』を中心に動くので、まず『+』をラフの線の上に移動し、『○』を移動して調整するのが良いと思う。
  5. 新規ベクターレイヤーを追加(消しゴムの交点消去が楽なので)して、[ペンツール]でラフのイメージに合わせて線を引く。まず垂線を引き、そこから消失点へ向けて1本引き、その交点から反対側に線を引くのがやりやすいかも。線の順序は順不同だけれど。はみ出した部分は[消しゴムツール→ベクター用(交点削除)]を選択し、おおざっぱになぞると、一気に交点までを消すことができる。



消失点はアイレベル上にある。アイレベルとは見ている人の目のある位置で、この絵の場合はAさんの目線となる。(画面上にAさんがいる必要はない)
アイレベル上のものの高さは同じなので、AさんとA’さんが立っている場合、身長はほぼ一緒。Bさんは長身となる。



窓など、連続した同じ大きさのものを書きたい場合、まず1つ四角を書いたら対角線を引き、中心点から消失点まで補助線を引く。



Xから補助線との交点Yを通る補助線を引き、Zから垂線を下ろす。(三点透視の場合は、消失点を参照する)


そんな感じで繰り返すと、それっぽく完成。
パースは苦手なので、これ以上はうまく言えない。