お伽もよう綾にしきふたたび

もののけ憑きのみなしご「すず」が、父のように慕っていた修験者「新九郎」と十年の時を経て再会し、共に妖魔と戦った前作『お伽もよう綾にしき』。

お伽もよう綾にしき 第5巻 (花とゆめCOMICS)

今回は夫婦となって再スタートです！

お伽もよう綾にしき ふたたび 1 (花とゆめCOMICS)

「おじゃる様」や「現八郎」たちももちろん登場。室町時代を舞台とした、怪奇活劇少女漫画です。
あー、やっぱり面白いわー。

恋愛ものが苦手な私でも、ひかわきょうこ先生の漫画が大好きなのは、温かくて笑えてテンポがいいし、男性目線を交える事が多くて、グジグジドロドロしてないからかも……。
とにかく、一途に信頼しあう二人を応援したくなります。
すずちゃんはとにかく可愛いし、新九郎はいわゆる「男から見てもカッコイイ男」なので、男女問わずオススメの漫画なのです♪
現代から異世界へと旅するファンタジー漫画『彼方から』、西部劇の『荒野の天使ども』『時間を止めて待っていて』も面白くて、男性のファンの多い物語です。

彼方から (1) (白泉社文庫)

荒野の天使ども (第1巻) (白泉社文庫)

時間をとめて待っていて (1)

そして、ズバリ少女漫画な『千津美＆藤臣君』シリーズも面白いし、『女の子は余裕』も好きだったりして……。まあ、ぶっちゃけて言えば、全部好きなんですよね。

銀色絵本 (白泉社文庫―千津美と藤臣君のシリーズ)

女の子は余裕! (白泉社文庫)

ひかわさんの新刊が出ると、めずらしく「女に生まれて良かったなー」なんて思ったりしちゃうのですよ。
高校時代から読み始めて、ひかわさんの本は全部持っているのですが、結婚する時に実家の母に「お願い、持っていかないで！」と懇願されて置いてきた上に、新刊が出ると「読みたい読みたい！」と言われるので、手元に一冊もないっ。
もう一回文庫で集めるかどうか悩み中です。