闇のイージス17〜20巻

宿敵“蝶”が退場してしばらくは、取りこぼした過去のキャラクターの話になっています。
19巻からは再びテロのお話。やっぱり、テロを扱われると娯楽として楽しめない自分がいます。
戦闘漫画は好物だけど、戦争映画は苦手なのよね。それだけリアルってことか…。


闇のイージス 17 (ヤングサンデーコミックス)

闇のイージス 17 (ヤングサンデーコミックス)

17巻では「ジャガーノートって愛嬌のあるキャラだな」と思ったところで退場してしまって残念でした。切ない。


闇の声】自殺志願の少女が樹海で殺人の現場を目撃し、殺し屋に命を狙われる。
ジャガーノート】誘拐犯が金の受け渡しにイージスを指名する。彼は、かつてイージスと敵対したジャガーノートと呼ばれる男だった。
【残されしもの】妻子が殺された病院が取り壊されることとなった。最後にその場を訪れたイージスは、妻の兄である甲斐から銃をつきつけられる……。


闇のイージス 18 (ヤングサンデーコミックス)

闇のイージス 18 (ヤングサンデーコミックス)

天使とジーザス、再び。
先生姿のジーザスのコメディシーンを見るとキュンキュン。
ちひろと亜紀の姉妹愛も良かったです。


【裏切りの水面】麻薬の潜入捜査官だった男が、暴力団の娘と駆け落ちしようとする。それを阻止するべく組長が雇ったのはゼロだった。
【堕ちる天使】再び"天使事件"が勃発する。犯人は全て同じ学園の卒業生だった。イージス達が学園に訪れると、そこには既にジーザスと亜紀が潜入しており、"天使"によく似た女性までもが存在した。
【天使の眼】その学園には、"天使"の研究データを持つ製薬会社の秘密の実験場が存在し、洗脳による暗殺者が産み出されていた……。


闇のイージス 19 (ヤングサンデーコミックス)

闇のイージス 19 (ヤングサンデーコミックス)

細菌兵器なんて馬鹿なものが現実に使われる日は永遠に来なければ良いと思う。人が人であるためにね。


【闇の鎖】イージスに救いを求めてきたレイチェルの正体は、セキュリティ会社の最高責任者だった。彼女はイージスを手駒とするため勝負を挑む。
【フゴーの日】"フゴー"を解放するために現れた男がいた。"フゴー"とは風船爆弾の事であり、"北"で密かに細菌兵器が作られていたのだった。
【サイード】敵であるサイードは、自分の息子を手にかけ、その闇を"蝶"に捉えられた男だった。
【震える山】イージスは風船爆弾のある山へと急ぐ。その頃、愛人を殺されたパクが復讐を誓い、サイードを追っていた。


闇のイージス 20 (ヤングサンデーコミックス)

闇のイージス 20 (ヤングサンデーコミックス)

ゼロのダンボール潜入はやっぱりギクリとする。1巻でも見たのに…。
普段は一見狂人にも見えるゼロが、マリアのためにプライドを曲げて戦う姿は格好良かった。
他の2編も哀愁と恐怖の入り交じったようなお話で面白かったです。


【翼なき者たちの夜】アナが何者かに襲われた。どうやら"蝶"に感化されたテロリストらしい。しかも、アナの"頭脳"を作り上げた組織"ゲイザー"まで現れて……。
【午前2時に何かがくる】「午前2時に北東の窓から外を見るな」―そんな都市伝説は信じなかった少年だが、黒ずくめの男に追われるようになり……。
【標的、ゼロ】師の娘であるマリアを奪われたゼロは、4人のターゲットを殺すよう脅迫を受ける。果たしてマリアを攫った者の正体とは……。