怪盗クイーン、仮面舞踏会にて

はやみねかおる先生著、怪盗クイーンシリーズの4巻。
ピラミッドキャップ前後編の前編ですが、これ1冊でもちゃんと物語になっておりました。
「魔窟王」でお気に入りキャラだったヴォルフさんに春が!まるで中学生みたいなカップル(恋愛経験値的に)が誕生しそうです。
番外編「オリエント急行〜」で登場したヤウズ君にも春が!
なんだなんだ、仮面舞踏会といいつつ、お見合いパーティー会場かここは。いっそ「優雅な休暇」のイルマ王女も呼んでやれよ、クイーン。
トリック的には、水の中にアレをアレしたとして、果たしてああいう状況になるのか疑問に思いました。
ま、いっか! 怪盗だもんネ!


以下備忘録。


怪盗クイーンを捕まえるため、ICPOはクイーンの師である"皇帝"に協力を仰ぐ。調子に乗りすぎたクイーンに腹を立てた皇帝は、"怪盗"におあつらえの舞台を用意する。
さかさま城の地下の砂の中に眠る秘宝ピラミッドキャップ。そして、満月の夜の仮面舞踏会。
しかし、皇帝の存在を知った犯罪組織ホテルベルリンまでもが皇帝暗殺のために動き出し、敵味方入り乱れる仮面舞踏会が始まる……。