ボードゲーム三昧。

1シーズンに1度の割合で北海道に戻って来れると思っていたのに、蓋を開けてみたら、半年に1度の(だけど1ヶ月間)休みだったという、本人も寝耳に水状態の友人Sちゃんが、我が家に遊びに来ました。
カーナビ付きの車で来たのに迷っちゃったとか。確かに、我が家は番地がない(!)ので、カーナビ泣かせかも……。
今回はツーシーターの新車で高速道路をかっ飛ばして来たらしいので、事前に教えておいた道筋が役に立たなかったんですよね。
その話を聞いていた旦那さまが不安そうに、「千歳の出口近くにオービスあるんだけど……」と、ぼそり。
……また仕事に出る前に、請求書が届かない事を祈ろう!


今回は、Sちゃんの友達のIくんも一緒にやってきました。Sちゃんと同世代なので、うちの旦那さまとひと回り違うんですね。いやー、我が家の平均年齢がグッと6歳くらい若返りましたよ。
でも、新社会人や学生さんと旦那さま、違和感なく並んでいるのって凄いかも。SちゃんがIくんに「旦那さん何歳に見える?」とかクイズ出してました。パッと見、大学生くらいに見えますもんね。


4人で何をやったかというと、ボードゲームです。
午前中はバケツくずしを飽きるまで遊びました。
前の人よりも大きな数字のカードを出してバケツを守るというゲームです。
これは旦那さまが圧勝。旦那さまに攻撃をしかけても、あっさりとスルーしてしまうんですよね。
Sちゃんは旦那さまの隣にいたせいか、負け三昧。Iくんに「お前、弱過ぎ!」と文句言われるくらいでした。ププ。


食後はまずメトロから。
地下鉄の路線をなるべく長くつなげるというゲームです。
このゲームは若者が強かったです。若い人の方が視野が広いのでしょうか?
2人で遊んでいた時と違って、4人だと思うように高得点を出しにくいのですが、Sちゃんは26点というアゴが外れるような点数を叩き出していました。


その次に、Sちゃんお気に入りのマンマミーヤを。
レシピカードにあるピザの具を用意して、後でまとめて焼くゲームです。説明が難しいんですが、一度やれば覚える簡単なゲームなんですよね。
このゲームは、具の数を覚えている記憶力の良い若者が強いです。
でも、時々残しておいた手持ちカードに記憶違いがあって、「俺ももう歳なのか?!」と愕然としていました。面白いなあ、若人は。


そして、これもSちゃんのお気に入りトーレス。お膳のようなお城を建て増しして、底面積×高さで点数を競うゲームです。
面白いのですが、準備と説明とアクションカードを読むのが大変。ドイツ語が読めるようになりたいなあ。今回遊んだゲームの中では、一番頭を捻る内容なので、一度遊んだだけで、くたくたになりました。


というわけで、その次ぎは息抜きにカルカソンヌを遊びました。
タイルをめくって、街を作るゲームです。ほのぼのとした気持ちになれるので、結構好きなんですよね。


最後に、買ったものの遊んだ事のなかったワードバスケットを。
これは、今回買った中では唯一国産ゲームです。場札の文字から始まって、手札の文字で終わる言葉を作るのですが、出される単語から、みんなの頭の中が覗ける気がします。


「ヒ、ヒ、ピカチュウ!」「オイ!」
「ラ、ラ、ライチュウ!」「ポケモンネタはもう良いよ!」
「メ、メ、メッコール!」「メンソールでもいいじゃないですか!」
「マ、マ、マッカーサー元帥!」「うおっ、長っ!」


いやあ、楽しかった。早い、安い、面白い、しかもかさばらない。人が集まった時や旅行先で遊んだりするのに良いかもしれませんね。


そして、6種類ものゲームを遊んだのち、若人は我が家をカーナビ登録して、帰って行きました。「これで次に来る時は大丈夫!」だそうです。
ちなみにSちゃんは、本社に呼び出しをくらって明日から函館行きだそうです。半年に1度の休みだというのに、大変ですね。