優しい、という言葉は難しい。

色々あって、とても悲しい気分になって落ち込んでいたら、旦那さまは「キミは優しいから」と言いました。「そんな事ないよ。旦那さまの方が優しいよ」と言ったら、「俺は優しくなんかない」と言われました。何だか堂々巡り。
もっと優しくあるべきだ、と苦悩している人に対して、安易に「優しいね」と言うのは、軽率なのかもしれない。
苦しみを笑顔で隠している人に対して、「キミって悩みなさそうだね」と言うみたいに、深い部分の気持ちを見過ごしているのかもしれない。“優しい”って曖昧な言葉だもの。
「好きなタイプは優しい人」というのも、無責任な響き。最後には「こんな人だと思わなかった」と言われたりしてね。


気持ちって、伝えるのも理解するのも難しい。
でも、旦那さまのおかげで、わたしの心の痛みが和らいだのは本当。それが、わたしにとっての“優しさ”なんだよ。こうやって具体的に話せば、伝わるかな?
少しずつお互いの事を理解できるようになれるといいね。


で、結局どちらの方が優しいのでしょう?(旦那さまの方に1票)